Vol.13台湾から来た白い犬の日記 在米5年目:私が米国へ来たわけ。
2015.01.26
Cocoです。こんにちは。ご存知のとおり、私は台湾生まれの台湾育ちの白い犬ですが、現在サンフランシスコに住んでいます。2015年の1月をもちまして私の在米歴が丸5年を迎えました!
私は台北で殺処分直前の犬でしたので、飼い主のJapanさんもDさんも私の誕生日は知りません。だから私が米国に来て、この家にやってきた日を誕生日として毎年祝ってくれます。今年の誕生日のことは近々の日記で書くこととして、今日は私が米国に着た経緯について書いてみましょう。
私がサンフランシスコに来る前からJapanさんとDさんは犬を探していたそうです。最初は純血の柴犬を!と考えていたようですが職場の同僚から、「里親を必要としている犬が沢山いるんだよ〜」という話を聞きまして、「純血じゃなくてもいいか〜」と考えを変えてくれまして、その後彼らは保健所やレスキュー団体をいろいろとまわり、自分たちの気に入る犬を探していました。そのとき同僚からPetfinder.comというウェブサイトを教えてもらったそうです。
このサイトはその名のとおり、ペットを探すためのサイトで犬だけではなく、ありとあらゆるペットを探すことができる優れたサイトです。しかしこのサイトはペットショップのような感じで動物を探すものではなく、このサイトに情報を載せているのが保健所や、非営利のレスキューや動物愛護グループなどの、動物を保護して里親を探している団体なのです。
つまりこのサイトは里親を必要とするペットたちを全国規模で団体の垣根を越えて掲載することができ、自分の地域、好みのペット、大きさなどを入力すると瞬時にその候補ペットの写真付きの情報と共に出してくれるのです。気に入った子がいた場合、その情報にその子が所属するレスキュー団体の情報が書いてありますので、里親たちはそのレスキュー団体に連絡して、そのレスキュー団体の審査を経て里親になることができるというシステムです。
各地に散らばった里親を探している犬のすべてを自力でチェックするのはかなり大変でありますが、このように自分が探している動物をネットで絞ってその中から数匹に会いに行くとなれば、忙しい人でも自分のお気に入りの動物に出会える確率がかなり高くなり、里親になってくれる人も多くなるという便利なシステムだと思います。
このシステムのおかげで私CocoはDさんとJapanさんと出会いました。里親探しもネットの時代なのですね!