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Vol.16台湾から来た白い犬の日記

Vol.16台湾から来た白い犬の日記 在米5年目:台北からサンフランシスコへ。

2015.02.01

Cocoです。こんにちは。 前回の続きです。
 
ここの動物愛護団体AHANはアメリカよりももっと動物保護に対して意識の低い台湾に目を向けていました。その台湾でレスキューされた犬はそのような状況の国内ではなかなか里親が見つからないため、里親候補者の多い米国へ紹介して送っている団体だったのです。ですから団体名にしては珍しくAsianと言う言葉が使われていたのです。そんなことも知らずにJapanさんとDさんは応募していたそうです(笑)。
 

そんな訳でJapanさんとDさんはAHANさんが指定した日曜日の夕方、私Cocoに会うためにサンフランシスコ国際空港へやって来ました。どうにか飛行機が到着する前に空港に着いて待機していたのですが、到着後1時間待っても犬たちは出てきません。周りを見るとJapanさんとDさん、同様に犬の到着を待っている67家族が待機していたそうです。皆さん、犬との面会に少し緊張気味のだったそうです(笑)。その後一時間半くらいたってやっとゲートから私たち犬たちがやって来ました。

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私Cocoはまだこの時点では、JapanさんとDさんに対面しておりませんが、Japanさんがやったらめったらに撮った写真の中の一枚に偶然写り込んでいました! おわかりになるでしょうか? 3つのケージが並んだカートの一番上で、不安な顔をのぞかせているのが私です。台湾から10時間以上の飛行機での長旅。事情もわからず本当に不安な旅でした。

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Coco
Cocoココ

台湾生まれ台湾育ちのフォモサ犬系雑種。野良犬だったため正確な年齢は不詳:性別、女推定9歳。台北で殺処分直前に現地の動物保護団体にレスキューされる。その後紆余曲折を経て、2010年、サンフランシスコ在住の日本人男子Japanさんとアメリカ人男子Dさんのカップルの家の養子となる。食べることと散歩が大好きだが鶏肉アレルギーがある。

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