Vol.27台湾から来た白い犬の日記 ゴーストライターがいるとの噂
2015.03.16
Cocoです。こんにちは。最近、巷で妙な噂を聞きました。それは私Cocoが書いているこの記事は、実は、犬ではなく、別の人間が書いていて、まるで私Cocoが書いているかのように仕立てられているのではないか、ということでした。そう! つまりこの記事は、ゴーストライターによって、書かれているという噂でした。これには私も憤慨!!
そこで私は、今回こちらで反論の記事を書くことにしました。
確かに、ここのサイトの編集長の河田さんと、私の飼い主Japanさんは、何十年来の知り合いではあります。ですから私も河田さんがサンフランシスコに来た際には、直接お会いしたこともありますし、一緒に旅行にだって行った仲でもあるのです。あのマウントシャスタだって一緒に登ったのですよ!
そんな経緯から、私の生活に興味を持った河田さんが、このハタラクを立ち上げるときに、ウェブマガジンの一端を、私Cocoにも協力してもらえないだろうかと、直接依頼してきてくれたのです。楽しいことワクワクすることが大好きな私Cocoは、もちろんのことながらやる気満々でした。
しかし、これには障害がありました。
それまで私はパソコンの使い方もわかりませんでしたし、犬指なので、タイプもなかなかうまく打てませんでした。その上、私は台湾出身で、多少の日本語には慣れていたものの(台湾では、日本語が流暢なおばあさんに教えてもらいました。)、今は、めっきり英語ですので、日本語にはあまり自信がなかったのです。
こんな状態でしたので、やる気はあるものの、素直に承諾する自信がありませんでした。
しかし幸いJapanさんは、日本語が流暢(というか英語はいまだに下手)な人なので、彼に手伝ってもらうことにしたのです。これなら日本人の皆さんに、読んで理解してもらえる文章になるはず!
こういう状態ですので、確かに彼の手助けはありますが、ゴーストライターがいるわけではありませんで、彼は単なるアシスタントです。このハタラクの依頼の後から、犬用タイピング養成ギブスなるものをAmazonで購入し、装着し、血を吐くような特訓を受けましたので、今ではPCの扱いだってお手のものです。それでは証拠写真もお見せしましょう!
どうでしょうか? なかなか様になっているでしょう?
それに他の皆さんは、こちらのウェブマガジンで読んでみると、サッと引き込まれるような素晴らしい文章を書いておりますが、私Cocoが書いたものは、ご存知の通り、日本語が母国語でない犬が書いた文章程度であることも、人間が書いていないという証明になるのではないでしょうか? 仮にもし日本語が母国語の人間が書いているのなら、プロの編集者の河田さんもOKサインを出さないでしょう!
そんなわけですので、こちらの文章は、人間のゴーストライターによるものではなく、台湾出身の犬の書いた文章であることをご理解いただくと共に、多少の誤字脱字はご容認いただけますと恐悦至極でございます。(最近は熟語も勉強しています。台湾語と漢字四文字熟語は似ているので好きです。)