Vol.52台湾から来た白い犬の日記
バスク料理堪能
2015.08.10
こんにちはCocoです。いかがおすごしでしょうか？アメリカ人父のDさんと、日本人飼い主のJapanさんの間で、「久しぶりにバスク地方出身の人たちがやっているレストランに行こうかー」という話が出て、そちらのレストランへ行って夕飯を食べることとなりました。このレストランは、スペインとフランスにまたがり、フランスやスペインとはまた違った文化を持つバスク地方の人たちが、自分たちの出身者の拠り所になる場所という目的で開いた文化センターのような場所。
文化交流施設的なものとしてスカッシュのコートがあり、その中にレストランが併設されています。もともとはレストランはなかったものの、運営費を賄うためにレストランを開いたそうですが、今ではこちらのレストランのほうが有名になってしまっているとのことでした。
Basque Cultural Center
599 Railroad Avenue
South San Francisco, CA 94080
このレストラン、決して高級感のあるものではなく、とてもカジュアルでアットホームなもの。本当のバスク出身の人たちもいて、スパニッシュなどの英語以外の言葉が行きかい、ファミリーパーティーのテーブルや、長年この店に通っているであろうシニア市民層が沢山来ていて、なんともホンワかする雰囲気です。
DさんとJapanさんたちは、昔は高級感バリバリのレストランもガンガン行ったりして、目新しい流行のレストランもこなしていましたが、年を取ると共に、最近はそういうのはもうどうでもよくなって来たらしく（笑）こういうのんびりとした雰囲気のレストランのほうが、お好きになってしまったようです。
Dさんはドライマティーニで、Japanさんは運転手なのでアルコールはナシで、普通の水（笑）で週末ディナーの乾杯。
前菜にはエスカルゴを頼み、毎日変わる本日のスープは好き嫌いの少ないJapanさんなのに、残念なことに彼の好まないバタースカッシュのスープでした･･････ところがー意外や意外、とっても美味しかったそうで、おかわりをしてしまったくらいだそう（笑）。
こちらのお店は単品として様々な料理を選ぶこともできますが、断然お勧めなのが日替わりのお得なセットコース。これには前菜にメインとスープもサラダもデザートもついてきます！Japanさんは、この日のスペシャルを頼みました。
この日のセットではカニのコロッケが前菜としてついてくるのでお得感があります（喜）。このカニコロッケはご覧のとおり、カニの肉がたっぷりと入ったもので、濃厚なカニを味わえる優れもの。
メインにNYステーキをミディアムレアで頼みましたが、ほとんどプライムリブという感じの味わいでして、口の中でとろけるようなお肉。このお店のステーキ久しぶりに味わったそうで、「本当に美味しかったー」そうです。
私も少しお肉のかけらをいただきましたが、とっても美味しくて、これを丸ごと食べたなんて本当にうらやましく思いましたわー。Dさんは気分を変えて初めてオーダーするポークチョップでしたが、これもかなりいい線いっていたそうです。
この時点でかなりお腹いっぱいなった2人ですが、この日のスペシャルセットにはデザートまでついてきたそう。
数種類のアイスクリームからJapanさんは、無難なバニラアイスを選びました。このアイスクリームはハーゲンダッツには負けますけれど、アイスクリーム好きのJapanさんが美味しいと素直に思うくらい、質のいいアイスクリームだったそうです。本当に彼はアイスクリームが好きですね。
しかもこのお店、サービスもちゃんとしているし、料理もハズレがない！ エスカルゴは別オーダーでしたが、スープ、サラダ、カニコロッケ、そしてステーキがセットで$22。この値段でこの量＆この質ですから、物凄くお得な感じであります。
他のお客さんのシニアの人たちは食べきれず、お持ち帰りの箱を用意してもらい持って帰っていましたが、まだまだ若いつもりのDさんとJapanさんは、すっかりしっかり完食してしまいましたー（笑）。
ご無沙汰でしたけれど、こんなコスパのいいお店、もう少し頻繁に来たいものだなーとつぶやいていた2人でした。
