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Vol.152台湾から来た白い犬の日記

Vol.152台湾から来た白い犬の日記 !!祝!! 祖国台湾の英断。

2017.02.13

こんにちは Cocoです。
ご存知の通り 私Cocoは台湾出身の犬でございます。
台湾で徘徊しているところを捕まり保健所の方へ送致されました。
そして殺処分直前に、動物保護団体から救い出されたのです。

そしてその動物保護団体はアメリカに支援部隊があり、私Cocoはアメリカに送られることになりました。
その時はまだ、どの家にもらわれるか決まっていませんでしたが、最後の最後に第二候補で私をOKとした現在の家に養子になることに決まったのです。
遠路はるばる飛行機に乗って、まさかアメリカに来るとは思ってもみませんでした。
人生予想がつかないことが起こるものです。

飼い主と同じ、人生いきあたりばったりですね?
保護団体での私のプロフィールがこちらでした。

原文(英語)
Coco background story and Temperment:
Imagine staying in a dirty, cold cage without food and water, emaciated and scared, waiting to be euthanized in a city pound. That’s how a kind volunteer came to save Coco the day before she was supposed to be put to sleep. But due to insufficient finances, Coco was placed in a run down shelter with dozens of dogs where she was attacked several times, then relocated to a foster home with 20 dogs. To avoid neighbors complaining of the dogs’ barking, most of the dogs at the foster home were muzzled during the night....

(適当な日本語訳)
Cocoの気性とバックグラウンドストーリー
想像してください。やせ細っておびえて水も食べ物なく汚い冷たい檻の中にいて、シェルターの中で安楽死を待つのみ。
そんな時に優しいボランティアーが、Cocoが安楽死させられる一日前に見つけ、救い出したのです。
しかしながら救ったにもかかわらず、十分な資金がないため、ぼろぼろでたくさんの他の犬が彼女を攻撃するシェルターへ収容されました。そして次にCocoは20頭もの犬がいる里親のところへ移されました。
犬が吠えるのを嫌がる近所からの苦情を避けるため、ここでほとんどの犬は夜になるとクチに筒口をはめさせられていました。。。
PH1_cocov152_1-20170208.jpgそう、こんな状況下から次々に訪れた愛が私の命を救い、現在のように元気に暮らすことを可能にしてくれました。
で、ここまで引き延ばして何が言いたかったといいますとー、
先日台湾で犬や猫の殺処分を禁止する法案が成立&施行されたのです!!!

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【2月5日 AFP】台湾で4日、保護施設に収容された動物たちの殺処分を禁じる法律が施行された。法案は2年前に立法院(議会)で可決されていたが、施設側のために準備期間が設けられていた。しかし準備期間中だった昨年、働いていた施設で動物を安楽死させる仕事を負わされていた獣医師の簡稚澄(Chien Chih-cheng)さんが、安楽死用の薬を使って自殺した。動物好きだった簡さんは施設で動物を殺処分することに苦しんでいたという。動物愛護活動家から「処分屋」呼ばわりされていたとの報道もある。簡さんの死を受けて、保護施設に収容された動物たちや施設で働く職員らのために状況の改善を求める声が高まっていた。(c)AFP

【台北共同】台湾政府は6日、捨てられた犬や猫などを収容する各地の公立施設で行われてきた犬猫の殺処分を同日から全面的に廃止したと発表した。台湾政府によると、アジアではインドに次ぐ2番目の導入で、世界的にも例が少ない。 動物管理を担当する農業委員会(農業省)は「台湾の動物保護の取り組みで、重要な一里塚だ」と強調した。 台湾では2015年2月、世論の高まりから2年後の殺処分廃止を明記した動物保護法改正法が成立。準備期間を経て実施に移された。 現在、台湾全土の施設に収容されている動物は約2万6千匹。殺処分廃止により収容しきれなくなる懸念もある。共同通信より
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どう? 私の祖国、なかなかすごいでしょ?
日本では、ここまでの法律は草案の段階にもなっていないでしょ?
アメリカでさえも、私の祖国台湾のレベルには達していないということよ!(ドヤ顔
PH2_cocov152_1-20170208.jpgでもね、殺処分が禁止されたからすべてOKという訳でもないみたいなのです。
やはり避妊されていない犬から生まれる子犬や、捨てられる犬はたくさんいるということなのです。
ですからこれからは、これらの家のない動物たちの引き取り先の確保が重要な過大となりそうです。

別に血統証付きの犬を買うなとは言いません! 好きなら好きで結構だと思います。
でもね、もしそこまでこだわらないのなら一度だけでも保護団体の動物も見てくれると嬉しいです。
まぁー正直なところ動物を飼うのはかなり大変ではありますがが、大きな幸せを運んでくることも間違いありません!

こちらが保護団体にいる動物を見つけられるサイトです
https://www.petfinder.com/)米国
Wonderful Dog)ペットのおうち)(保護犬マッチングサイト)日本
よろしくお願いいたします。

Writer Profile

Coco
Cocoココ

台湾生まれ台湾育ちのフォモサ犬系雑種。野良犬だったため正確な年齢は不詳:性別、女推定9歳。台北で殺処分直前に現地の動物保護団体にレスキューされる。その後紆余曲折を経て、2010年、サンフランシスコ在住の日本人男子Japanさんとアメリカ人男子Dさんのカップルの家の養子となる。食べることと散歩が大好きだが鶏肉アレルギーがある。

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