Vol.194台湾から来た白い犬の日記 住宅バブル到来!!
2017.12.04
こんにちは Cocoです。ご存知の通り、私たち一家は今、
賃貸アパート暮らしをしています。
それは、今まで住んでいた家を諸事情により
売ってしまったからです。
現在サンフランシスコベイエリアは、
住宅バブル的な感じになっていますので、
私たちが住んでいた家も驚くほどいい値段で売れたのは
喜ばしいことでした。
しかしこの住宅高騰は売る時にはいいものの、
買う時には大きな負担となる諸刃の剣でありました。
いい値段で売れたのに、いざ新しい家を買おうとなると
それなりのいい値段で買わなくてはいけなくなる、
というものなのですね・・・。
アメリカ人お父さんのDさんは、街の名前重視!
どこに住んでいると聞かれた時に、さらりと自信をもって
その街の名前を言えるような場所に住みたいようです。
シロガネーゼみたいなものでしょうー(笑)。
でも、そういう所って家の値段が高くて手が出ません!
日本人飼い主のJapanさんは、そこまでこだわりが
ありませんが、できれば例えば夜の10時に
Coco散歩をしても不安&危険を感じないような地域には
住みたいと思っています。
そんな状況でOpen Houseという、
この家売りますので中を公開します的なイベントには
参加して、いろいろと家を見に行っていました。
それで、結論から言うと私たち一家は、
家さがしを暫くは断念しました。
それは、例えば1億円で売りに出している家が、
あまりの競合で結局1億に2から3千万円を
上乗せしないと買えないような状況になっているのです。
要するにオークション的に値段が吊り上がるのです。
それだけでも馬鹿馬鹿しいのに、これらの家は
水回りの修繕が必要だったり、床が傾いていたりしていて
大きな改修工事が必要なことが多々あります。
サンフランシスコベイエリアの家は、新興住宅地以外は
ほぼすべて中古物件です。
1980年代に建てられた家などは新しい方で、
1940から50年代のものがゴロゴロしていますし、
築100年ものなんていうのも珍しくないのです。
売り出し価格に、20から30パーセントも上乗せして、
その上、家の大掛かりな改修工事を必要とすることを
毎週のように目にすると「今は買い時ではないなー」と
いうことを、ひしひしを身をもって感じるのです。
先日見学した物件は、家がActive Sliding Hill(現在進行形で
ずり落ちている丘)の上に建つもので、
家が歪んでひび割れていて、ドアがまともに閉まらない
ような物件でした。
それでも、この家は強気な値段設定で
売り出し価格そのままで売れたそうなのです!
もうーここまで来ると、あきらめざるをえない
という感じになります。
そんな訳でDさんが、私たちの担当の不動産エージェントに
メールし、「これこれの状態なのでよほどのお手頃価格で
自分たちの理想にあったものが出ない限り、
当分家さがしは中断しますー」と連絡をしました。
どこかで自分たちでラインをひかないと、
ずるずると家探しジプシーになってしまいますので
いいのではないかと思っています。
ちなみに私たちCoco一家の理想を箇条書きにすると・・・
・それほど広くなくていい
(前回の家は2人+犬で広くて掃除が大変だった・・・)
・1階平屋建て(前の家は4層で階段が多くて疲れた・・・)
・板張りの床よりもカーペット
(靴抜いで床でのんびりする人たちなので、板張りよりも
カーペット希望。犬にも優しい)
・室内駐車場2台分
・電気コンロではなくガスコンロ
・2から3ベットルーム
・2バスルーム(出来れは深いバスタブ)
・広くないけれど小さな庭付き
(広いとメインテナンスが大変なので)
・庭にはちゃんとしたフェンス
(私Cocoが逃げ出さないように)
・夜Coco散歩に行っても安全地域
・出来れば冷暖房(でもSFで冷房がある家は、皆無)
・大がかりな改修工事もしないですぐに住める状態
そしてもちろんこの中でも一番大切な要素が値段!
希望価格内に収まってくれるものがないと
買えませんしね・・・
そんな訳で、暫く値段が落ち着くまで
気長に待つとしましょうかー(笑)