Vol.203台湾から来た白い犬の日記 新居購入!
2018.02.05
こんにちは Cocoです!実は急な展開があり、Coco一家はなんと
新居を購入してしまいました(汗)
以前、もう家さがしは断念とこちらの日記にも
書いたにもかかわらず、その舌の根の乾かぬうちに
このような展開でお恥ずかしい限りです。
話を簡単にまとめますと・・・
家の購入を断念したものの、
担当の不動産エージェントが情報を
送ってくれていたのです。
「買う気もないのに彼女にサーチさせるのも悪いなー」と
アメリカ人父親のDさんと日本人飼い主のJapanさんは思い、
彼女が送ってきた家の情報を最後に見て、
面と向かってきっぱり断ろうと決めたのです。
そして、その家に行ってみました。
その家はDさんが住みたいと思っていた
街にはありませんでしたし、
今までよりもまたさらに車で5から10分ほど
郊外に向かった場所でした。
しかし家自体はそんなに悪くないのです。
周りには小高い丘があり、環境も申し分ないものでした。
さらに値段もこの界隈としては
まあ手頃なものだと思えました。
しかしぃー! サンフランシスコベイエリアでは、
提示価格はあってないようなものなのです。
これに20から30パーセントの上乗せをしないと
買えない状況であることは以前にもここで書きました。
この20から30パーセントの上乗せの負担は
かなり大きいものなのです。
それに米国での不動産購入の30パーセント近くは
現金による購入という状況なので、
現金で買う人が多く、手元に現金がある者は強者なのです。
ですから、2人は「まぁーとりあえずダメもとで
提示価格の約1パーセントの上乗せをして(笑)
これくらいなら買いますよー」と
売り主に提示してみたのです。
ところが、意外なことにあっさり承諾!
とんとん拍子に事務的な処理が終わり、
気がついたら売買契約が成立して
家の持ち主になってしまいましたー。
地味で小さいこの家(上の写真)です。
それでは、以前Coco一家が書いた
理想の条件と照らし合わせてみてみましょうー。
これによりどうしてCoco一家が購入してもいいかと
思えたかわかってもらえるかと思います。
・それほど広くなくていい
(前回の家は人間2と犬1なのに広くて掃除が大変だった・・・)
→以前住んでいた場所よりも広くはない。
リビングとダイニングはちょっと狭いかなー?
とも思えます(汗)
・1階平屋建て
(前の家は4層で階段が多くて疲れた・・・)
→Yes! 階段がまttくないので楽そうです!
・ハードウッドよりもカーペット
(靴を抜いて床でのんびりする人たちなので板張りよりもカーペット)
→ハードウッドの部屋もあるが、ほとんどがカーペット
・室内駐車場2台分
→Yes!
・電気コンロではなくガスコンロ
→NO・・・でも最新のIH電磁調理コンロのようです
・2から3のベッドルーム
→Yes! 3ベッドルーム
・2バスルーム
(出来れば深いバスタブ)
→Yes! 2バスルーム、でも浅いバスタブ・・・
・広くないけれど小さな庭付き
(広いとメインテナンスが大変だから)
→Yes! 広くないけれど一応庭付き(下の写真参照)
・庭にはちゃんとしたフェンス
(私Cocoが逃げ出さないように)
→Yes! ちゃんとしたフェンスで囲まれていて、
私Cocoが逃げ出す心配は無し
・夜、私Coco散歩に行っても安全地域
→今のところ見た感じ、とっても安心できるエリア
・出来れば冷暖房
(でもSFで冷房がある家は、皆無)
→Yes! 暖房はもちろん意外なことに冷房も完備
・大がかりな改修工事もしないですぐに住める状態
→以前の家主が家の修理が趣味だったらしく
メインテナンスがしっかりなされていました
こんな感じでして、Coco一家が条件として欲しいと
思っていたものがほとんど揃っていたのです!
おまけに冷蔵庫から乾燥機、
洗濯機なども大変新しいものでした。
とにかく一番の大きな要因が値段ですね。
Coco一家が自分たちの家を売った値段よりも、
多少郊外になったとはいえ、この条件で
売った時以下の値段で買うことができたのです。
もう、皆驚く以外何もありませんでした。
Coco一家担当の不動産エージェントに
聞いたところによると、
売り手側の不動産エージェントは、
いまいち自分の仕事の内容が
わかっていないような人だったらしいのです。
不動産ネットワークの売りのリストに
この家をのせたものの、その時はまだ
この家に家主が住んでいて
家を見せることができなかったそうです。
その上、このエージェントは留守電をチェクせず、
一杯になってもうメッセージが取れない状態。
携帯電話にもほとんど出ないような人だったようです。
うちのエージェントが根気よく電話をして
運よくアポイントメントをとれたので、
私たちはこの家を見ることができたらしいのですが、
それ以外にはこの家を見に行った人が
いないのだろうというくらいの状態だったそうです。
おまけにシーズン的に、この時期に
家を買おうとする人も少なかったそうです。
ですから、Coco一家以外にこの家を買おうー!と
意思表示する人たちはおらず、
そのおかげでわずか1パーセント上乗せという
冗談みたいな提示が通ってしまったそうなのです。
Dさん曰く、「これなら家のローンも
5、6年で払いきれるかもしれない」と大喜びなのです。
世の中分からないものですね、
あきらめたとたんに
このような運命の出会いが待ち受けているとは・・・