Vol.208台湾から来た白い犬の日記 極楽新居バスルーム
2018.03.12
こんにちは Cocoです!ついに待ちに待ったバスルームが完成しましたー!
Coco一家の人間たちは大喜びです。
今回の購入した新居ではこれと言って
大きな問題はほとんどありませんでした。
まあ、ある程度我慢すれば即刻そのまますべてが
使える状態の家だったのです。
これは家を買う者にとっては、
かなりの高ポイントでありました。
バスルームはこのような形でして、使おうと思えば
問題なく使えるようなものでした。
JapanさんもDさんもお風呂好きなので、できれば毎日でも
ゆっくりと湯船につかってのんびりしたい人です。
ところがこの浴槽ですと、典型的なアメリカンサイズで、
物凄く湯舟が浅くゆったりとお湯につかることが
できない作りでした。
それに前の持ち主はお年寄りだったらしく、
安全手すりがありまして、彼らが望むような
心地よいバスタイムを過ごすのには
少し違う方向へ向かっている感がありました。
その上、このバスルームの床は唯一
インスペクション(検査)で「床が腐っているので
早急に補修が必要です」と、注意書きが家購入時の
情報公開の冊子には書かれておりました。
ですからバスルームはどちらにしても
改修が必要な個所でありました。
「床を変えないといけないのなら、
いっそのことすべて変えてしまえー」ということになり、
彼らの理想に近いものに作りかえることになったのです。
業者が来て、あっさりと内部をすべて取り去ってしまうと、
狭かったバスルームがよけい狭く見えました(汗)
Coco一家では、「このバスルームとんでもなく狭く感じるよねー」
と不安が募ってきます。
こんな狭い空間が、ちゃんと心地よい浴室空間になるのか
甚だ疑問でありました(涙)
さて、この時点で彼らはジェットバスを入れると
計画していたものの、「床はリノリウム、壁は一枚板の
プラスチックでいいよねー」とかなり安く予算を組んでいました。
基本的に家を買って借金だらけですし、
その上手元に残ったわずかな現金を使い切るのは
不安もあったというのが正直なところであります。
業者の方も彼らの計画を尊重してくれていました。
バスルームにジェットバスが入った頃、この親切な業者さんが
「本当にリノリウムの床でいいの?
本当にプラスチックの板でいいの?」と念を押してきました。
彼が言うには「床も壁も、タイルの方が物持ちがいいし、
高級感があり資産価値が上がり、売ろうとしたとき
大きなセールスポイントになるよー」と言うのです。
確かにそれは本当のことでありましょう。
JapanさんもDさんもできればそうしたかったのです。
でもあえて、踏みとどまっていたのですが、
彼は続け「タイルにしても数十万円程度の予算でできるよー。
そんなに値段は変わらないよー」と言うので、
Dさんは「彼の誘惑に負けてしまいそうだよね、
長持ちするし、資産価値が上がるし、
そんなにコストもかからないしね・・・」と
壁も床もタイルにすることにしてしまいましたー(笑)。
まあ、お金はかかるけれどJapanさんもそれには大賛成でした!
そして今度はJapanさんが、業者さんに
バスルームに窓があるのと無いのとは
どんな違いがあるのか聞いてみたところ、
「窓がある方が換気が良くなって、
浴室の痛みがかなり軽減される。その上、
採光ができるからバスルームが明るくなるし、
奥行きが広がって広く見えるようになるよー」
と教えてくれました。ここでJapanさんの心が揺らぎます。
そして、彼は「値段もそんなにかからないしねー」とダメ押し!
Dさんも、「そうだよねー長持ちするし、資産価値が上がるし、
そんなにコストもかからないしね・・・」
そんなわけで、家に穴をあけて窓も
取り付けることにしてしまいましたー(笑)
でー出来上がったのがこちらの写真でございますー。
壁のタイルは広く見えるようにと、
大きめの大理石調のタイルを選びました。
床は木目調の灰色の少し長めで大きめのタイルを敷き詰めました。
「狭い空間にぎっちりとものを詰めると、
より狭く感じてしまうだろうー」とのDさんの案で、
余白空間を持たせるために、洗面台は以前のものよりも
ひと回り小さめのものを選び、
ダークグレーのキャビネットでカウンタートップは
白とグレーの大理石のものにしてみました。
これにより、狭い空間が心なし少し広く感じられました。
基調は白で、アクセントはグレーでまとめた感じですね。
トイレはまだそのままですが、ウォッシュレットをのせて、
シャワーカーテンをつければ完成です!
タイルが少し高級感を醸し出してくれますし、
白く明るい空間になりました。
窓があり奥行きが感じられ、洗面台が小さくなった分、
広々した心地を演出しているようです。
さっそくJapanさんは湯船にお湯を満たして、
超久しぶりの入浴をしてみることにしました。
温泉のもとを入れて、
ジェットバスのスイッチを入れて入浴です!!
「あぁー極楽、極楽」
バスタブの深さがちょうどよく、
下半身浴もしっかり浸かることもできます。
このジェットバスは保温機能がついていて、
入れた時のお湯の温度を一定に保ってくれるそうです。
日本ではそういう機能は普通なのでしょうけれど、
こちら米国では、あまり一般家庭ではない
機能のような気がします。
お湯が同じ温度を保ってくれるので、本を読みながら
おかげさまでのんびり超長風呂をしていましたー。
「すごく気持ちがいいー! 癒される・・・」とのことでした。
これなら「毎日入浴することになるでしょうし、
仕事を終えて家に帰ってくるのが楽しみになりそうだー」
と大喜びの人間たちでした。
「多少、お金がかかったものの、やはりタイル張りand
窓付きのお風呂にしてよかったねー」と
Dさんと2人で大喜びしております!
半分のぼせた状態で、お風呂から出てきて
ソファーの上に寝転んでリラックス。
Dさんはワイングラスを持ち込んで
Japanさんの後にこのお風呂を楽しんだようです。
さて、今回の家のリノベーションで彼らは私Coco専用の
お風呂も作りましたので、機会がありましたら
そちらも公開しますねー!
私Cocoにとっては嬉しくない
リノベーションではありますが・・・(笑)