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Vol.235台湾から来た白い犬の日記

Vol.235台湾から来た白い犬の日記 いくら流行でも(汗)

2018.09.18

こんにちはCocoです!

日本人飼い主のJapanさんが仕事でサンフランシスコから飛行機で
70分ほど南下した、南カリフォルニアのオレンジカウンティ
通称OCへ行ってきました。こちらはサンフランシスコの朝と違って
くっきり晴れた暖かな青い空だったそうです。

サンフランシスコの夏は霧が深すぎて寒すぎて、
一般的なカリフォルニアの温かなイメージとかけ離れていますから余計、
南カリフォルニアに来ると「これぞ日本人の想像するカリフォルニアー!
という感じの気候に嬉しく感じるなー」とのことでした。
暖かいのに湿気も少ないので気持ちがいいー場所なようですよ!
PH1_cocov235_1-20180918.jpgやはりこういう場所にはヤシの木が映えますね。
このホテルにはたくさんのヤシの木が映えていて
南国風のイメージになっています。
「こういう場所にはできれば仕事ではなく、
遊びでのんびりとしたいものだなー」との感想でした。


さて彼らの仕事はつつがなく進み、ランチタイムになりました。
ランチライムは休憩ですので、人付き合いの苦手なJapanさんは
基本的に一人で好きなものを静かにのんびりと食べたいところですが、
今回は提供されます。今回は時間もあまりないことですし、
同僚もいることですから「こちらでランチを戴くことにしたよー」と言っていました。
まあーたまにはちゃんと皆さんに合わせることも大切ですしね(笑)


ランチ会場に行ってみると彼はびっくりしましたー。
それはランチの食材が、紙を敷いたテーブルの上に
ドカーンと皿もなしに盛られていたのです。
手前から、サラダ、ゴルゴンゾーラチーズ、玉子、ベーコン、グリルチキンが見えます。
PH2_cocov235_1-20180918.jpgその奥にはスライスしたパンや、ハムなどが続いていましたー。
サンドイッチを自分で作れということのようです。
これは今アメリカでトレンディになっているDeconstructed saladというスタイルで、
本来のサラダはミックスされてサーブされていますが、
このDeconstructed saladではすべてが別々になっており、
これで自分の好きなサラダを作ってくださいという流行りものなのです。

これを見た彼の感想は、「まるで家畜の飼料を並べたような感じだなー」
というものでした(笑)
特にこの野菜の山盛り感は、家畜の飼料っぽく見えてしょうがなかったようです。
まあ、自分で好きなものを好きなだけのせて
サラダを作るのっていいアイディアだと思いますが、これはね…
お皿に盛るって、何気ない作業ではありますが
「食べ物がこうも違って見えると初めて知ったよー」と言っていました。


さてランチのサーブが始まりましたが、長い列でしたので
並ぶのが嫌いな彼はしばらく椅子に座って
列が短くなるのを待っていました。
数十分後、列がなくなってきましたので取りに行ってみると、
ランチの盛られたテーブルはこんな感じになっていました。
サラダは山が崩れ四方に広がり、水分を含んだ食材は、
紙が水分を吸ってしまいシミが広がり、
ところどころ紙も破れてテーブルが顔を出しています。
PH3_cocov235_1-20180918.jpg参加者の人たちは、「このサーブの仕方ってエコでいいよねー」と
言っていたそうですが、Japanさんはエコよりも
「やはり綺麗にお皿に盛られたものを食べる方が気持ちがいいなー」
なんて思ってしまったそうです。
南カリフォルニアはいろいろなトレンドの発祥地!
今はこういうお皿を使わない盛り方がトレンドになっているのですねー。
「なかなか斬新ですが、個人的にはそれほど好きになれないかもなー(笑)」
とも感じたそうです。

皆さんはこういうトレンディな料理の盛り方いかがでしょうか?
私Cocoは犬ですが、やはりちゃんとしたお皿に盛ってもらった方が好きだなー(笑)

Writer Profile

Coco
Cocoココ

台湾生まれ台湾育ちのフォモサ犬系雑種。野良犬だったため正確な年齢は不詳:性別、女推定9歳。台北で殺処分直前に現地の動物保護団体にレスキューされる。その後紆余曲折を経て、2010年、サンフランシスコ在住の日本人男子Japanさんとアメリカ人男子Dさんのカップルの家の養子となる。食べることと散歩が大好きだが鶏肉アレルギーがある。

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