Vol.924ハタラクさんの毎日 親孝行って。
2017.07.01
小さいころ、わたしが小学生低学年だったころ、こんなコマーシャルがありました。「お父さん、お母さんを大切にしよう」
子どもの声でそのフレーズが流れて、画面には初老の息子が年配の母親を背負って石段を登る姿。
学校でも「親孝行をしましょう」と教わりました。
そんな影響からか、わたしにとって親孝行は、親に何かをしてあげることでした。
そこに何の疑問もなく、大人になりました。
親が、こうしてほしいということをする。
親が、こうしてほしいだろうなと思うことをする。
それをしていく中で、「本当はそうしたくないけど、親のためだからそうしよう」「そうすることで親が喜ぶのなら、わたしが一歩引けばいい」、そんなふうに我慢を重ねていくようになっていました。
無意識のうちに、当たり前のこととして。
友人とそんな親孝行について話していたら、こう言われました。
「自分が考える親孝行って、自分自身が成長して、幸せな姿を親に見せることだと思う。
親がいちばん望むのは、子どもが幸せであることだから。
だから自分が我慢するんじゃなくて、まずは自分が幸せになればいいんだよ。
自分がしたいことをして、楽しんで、幸せになればいいんだよ」
親孝行感が腑に落ちて、楽になりました。
みなさんにとっての親孝行、いかがですか?
刷り込み、常識と言われること、一般的と表現されること・・・
全部ものすごいスピードで受け取り方が変化していますな。
Relax & Enjoy♡