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Vol.927ハタラクさんの毎日

Vol.927ハタラクさんの毎日 時代感。

2017.07.04

80年代、90年代の大好きなジャパニーズポップスを聞きまくりました。
当時、高校生や大学生だったわたしは、夢中になって聞いていました。
歌詞に共感したり、リズムに感動したり。
 
しかし、今聞くと、とてつもない時代感を感じました。
これほど時代って変わるのかーという驚き。
 
ある男性アーティストの80年代から90年代にかけてのヒットメドレーを聞くと・・・
男性が好きな女性にふられた感情の女々しさを延々と述べ、その感情にずっとさいなまれているのに、大丈夫だよ、僕が我慢すればいいだけのことさ、と。
 
これって今の時代じゃないよねー。
 
これもある男性ダーティストの90年代前半から中盤にかけてのヒット曲・・・
常に自分と対彼女。他の人は入ってこない、自分対彼女のふたりの世界だけで完結し、その中だけでぐるぐるしている、と。
 
これって今の時代じゃないよねー。
 
 
その時代にヒットしたということは、多くの共感があったからこそですよね。
ということは、時代が確実に変化している証拠。
そんな視点で音楽を聴くのも一興ですよ。
 
 
 
音楽もドラマも映画も絵も、自然以外のものはすべて生き物がつくっているだす。
だからこそ、そこに思いが入るだす。
そこには同時に時代感が入るのだすな。
当時はわからなくても、振り返ると感じるもの。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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