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Vol.966ハタラクさんの毎日

Vol.966ハタラクさんの毎日 愛情はときとして。

2017.08.12

高校時代の友人と数か月ぶりに会いました。
彼女はここ数年で大きな変化をいくつも経験していました。
だからなのか、会うたびに表情や雰囲気が変わっていることを感じていました。
それはだんだん軽やかになって、何かから開放されて、どんどん自由になっているようにわたしには映っていました。
 
今回、会ったときは母親についての話しで終始盛り上がりました。
彼女はふたりのお子さんがいて、自身も母親です。
 
「母親ほど強い愛情を持つ人はいないと思う。
でもそれはときとして、子どもを縛ることにもなるのよね」
 
彼女の言葉には、わたしを含め、同感する人はいっぱいいるのではないでしょうか。
愛情を注ぐことは、もちろん子どもを思ってのこと。
よりよい方向に子どもを導くために、かけるもの。
 
それがだんだんと重くなっていき、いつの間にか子どもは、母親の愛情という名の呪縛にはまっていく。
そんなストーリーをたてたいわけではなく、ましてや母親を責めたいわけでもなく。
 
自分が成長して、手放して見えてくるものがある。
友人と話していて、いろいろ気づいた時間でした。
 
 
 
母親の存在は人それぞれ。
良いも悪いもなく、受け入て手放す。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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