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Vol.1221ハタラクさんの毎日

Vol.1221ハタラクさんの毎日 家族との関係性。

2018.04.24

両親や兄弟、親戚…など家族をはじめ
血縁者との距離感は人それぞれですよね。

家族とは仲良くするものだ、
兄弟姉妹は大切にするべきだ、
親戚づきあいも大事なのは当然だ。
そんな価値観というか意識に引っ張られ
苦しい思いをしている人たちが、
わたしの周囲だけでも何人もいます。

何を苦しんでいるかというと…
本当は自分にはこうしたいということがあるのに、
そのしたいことを家族が反対し、
喧嘩にまでなってしまう。
これは自分が家族の意思に反したことを
することになるから、家族を大事にしていないのでは?
それならば、自分のしたいことをしなければいい?

と、家族の意思と自分の意思が異なることによって起こる
ジレンマに苦しんでいるのです。

そんな関係性に苦しんでいた、ある一人の友人は
自分なりの光を見つけたと言いました。
「自分の思いを大事にすることで家族の関係性が
悪くなることに悩んでいたけれど、
自分の人生は自分の思いで決めていいのよね。
だっていくら家族であってもわたしの人生に責任は
とれないって思ったから。
それなら自分の思いを大切にしていこうって」
晴れやかな顔で話していました。

今の時代、大きく価値観が変わってきています。
今までの価値観を大事にする、しないは
まさに自分がどう生きたいかの指針次第。

本当の意味での自立心が問われる時代。



雑誌や新聞などの人生相談コーナーの記事を読んで
あることに気づいただす。
親が子について相談をしている質問かと思いきや、
よくよく読み込んでいくと、子のためではなく
親自身の思いを叶えたいがためのものが多いと。
なかなかだすな。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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