Vol.14暇と毒
人はモノに育てられる
2015.10.13
みなさん、こんにちは。植松晃士です。拙著『素敵は、無敵』(KKベストセラーズ)は読んでいただけましたか?
おかげさまで、たくさんの方々にお読みいただいているようで、嬉しいかぎりでございます。ありがとうございます! これもひとえに、みなさまのおかげだと厚く御礼申し上げます!
さて、今回のテーマは「人はモノに育てられる」ということをお伝えいたします。
この夏の終わりは、大好きなジュエリーのお仕事でいろいろな場所へイベントに行きました。このイベント、岡田茉莉子さんや長山藍子さんといった、ふだんではお目にかかれないような大女優の方々と一緒にポスターに収まりました。恐悦至極です。ジュエリーという好きな趣味がお仕事になっているので苦労を苦労と思わないばかりか、素敵な出会いまであるので、とっても楽しいんですよー(喜)。
気づけば、お仕事で四半世紀。イベントに行く飛行機の中で、「今回はどんな宝石のお話をしようかなー」なんて考えていたんですが、改めて自分と宝石の関係について見つめなおしてみました。
僕が一番好きな宝石は、なんといっても「ダイヤモンド」! 古来より貴族や王族といった高貴な人々に愛された宝石のひとつ。僕が惹かれる理由は、やはりその輝き。そして、何があっても本物のダイヤモンドは傷つかないということ。人生においても、輝いて、傷つかずに生きていきたいと思っているんです。
松田聖子さんの歌に『瞳はダイヤモンド』ってありましたけど、『私はダイヤモンド』。そうなりたいわー! 昨今のパワーストーンブームもすごいですが、やはりダイヤモンドが一番パワーがすごいんだと思っています。
ちなみに、細木数子先生の占いによると、僕の
ラッキーアイテムは「高級ダイヤモンド」でした(笑)。やっぱりねー!
ダイヤモンドといっても、雲泥の差があるのはご存知かしら? いわゆる4Cと言われる、ダイヤモンドの品質を決めるものがあります。CUT(プロポーション)、CARAT(重量)、COLOR(色)、CLARITY(内包物の有無)。この価値が分かる人には受け入れてもらえる(買ってもらえる)、分かる人だけが手にすることができるというのも、僕がダイヤモンドに魅力を感じる点。なんだか人間関係のようでしょ?
ダイヤモンドというか、宝石は女性において、自分に自信を与えてくれるもの。身につけると、それに見合った女性になろうとするものなんです。人間にも質があるといつも思ってるんだけど、宝石がその手助けをしてくれるのではないかしら。
だから、もしもダイヤモンドを買うチャンスが来たとして、予算内に収まるものとそうでないもので悩んだとしたら、予算オーバーしてでも(といっても、破綻するような金額はダメ)、ちょっと質のいいものを買いましょう。いいものを身につけることで、自分を磨くことにつながるんです。ある意味、投資かも。身につけておくことで「このように輝いて、透き通っていたい」と毎回思うでしょ?
イベントで会った方々に「キラキラしてますねー!」ってよく言われるけど、果たして自分自身が輝いているのか、ダイヤモンドのキラキラを言われているのか、どっちなんだろ?って思っちゃうけど(苦笑)。
もしもダイヤモンドを購入したら、ちゃんとメンテナンスもしなくちゃダメ。一生ずっとその輝きが失われないなんて思わないで。
ダイヤモンドは、実は脂とお友達! 皮脂がついたらにごりやすくなるので注意して! ピアスでも指輪でもネックレスでも、どうしても手でつけるでしょ。その手の脂が積もり積もってにごりとなるの。だから、めがね洗浄器とか、歯ブラシ×中性洗剤でもいいから、こまめに磨いてね。僕は週1回はお手入れして、つける前には柔らかい布で拭いてます。だって、ダイヤモンドは僕自身。輝いていれば、心が輝いているって思えるから。
単なるアクセサリーとしてのダイヤモンドではなく、僕自身を代表する宝石。あなたもそんな宝石とめぐり会うことをお祈りしております!!
では、また次回お会いしましょう!