Vol.54暇と毒 本質はちゃんと見極めて。
2017.06.13
みなさん、こんにちは。植松晃士です。じめじめしたというか、鬱陶しい時期ですが、楽しく働いてますか？
みなさんは、人間と動物の違いは何だと思います？
もちろん、人間も動物という大きなくくりの中には入りますが、動物は子孫を残すことが最大のテーマとなっていること。
人間は子供を持たない、あるいは結婚しないという選択もできるわけだし。
そして、「言語を話せる」ことで「社会と関わって社会に貢献する」ことができることじゃないかしら、と僕は思っているんです。
その証拠に、世の中には「納税」義務があるでしょ。
動物たちは納税しないものー(苦笑)。
ま、一部免除される方々もいるけれど、それはさておき、普通に働いている日本国民は納税しますよね。
そして、たくさん納税した人は羨望のまなざしで見られるでしょ。
多額の納税をすることで、より社会に貢献しているともいえるわけです。
高額納税者リストなんて見ると、僕は純粋に敬っちゃいますぅ！
納税の義務があるから働かなくちゃいけないんですが、それが動物とは違う人間のやるべきことで、いかにたくさん納税できるか、を考えて生きていくことは大切なこと。
で、お金をいただけるそのお仕事をイヤイヤやってちゃ、すっごいストレスになるから、いつもお話しているように、楽しく、前向きにお仕事に励んだほうが楽しいと思っているんですね。
そのためにというか、みなさんの生活が少しでも豊かに過ごせるきっかけをご提供できればと、微力ながらお仕事させていただいておりますー。
また、社会で働いていることで、自分と他人を比較できることもできます。
取引先の人でもいいし、同僚でもいいけど、自分を客観視するというか、自分のポジションを確かめられる。
その上で、がんばったり、焦ったり、悲観したり、安心したり･･････。
いろいろなアクションが起こりえます。
そして、仕事に対して諦めを持つのか、文句だけ言い続けるのか、あるいは文句も言わず果敢に向き合うか、はたまた現実を受け入れて流していくのか。
その人それぞれのチョイスはあると思いますが、つまり、いい意味で刺激にはなっているんだよね。
もしも、ずーっと家の中にいたら刺激なんてないでしょ。
ただ、その刺激はいいんだけど、コトバの響きで一喜一憂したり、振り回されちゃったらおバカさんよね。
こないだ、知り合いの編集の女性と電話で話したんですけど、ずっとつながらなかったのね。
「どうしたの？」と聞いたら「ちょっと海外に行ってて」って言うから「どちらに？」って聞いたら「パリと南フランスに」って。
「あらぁー！」と言いつつ、その「あらぁー！」の0.5秒くらいの間に、自分は今月は福島や松山、熊本に行くのよー。すでに千葉や茨城には行ったの。
パリとか南フランスとかに比べたらすごく演歌っぽくなーい？ って思っちゃった(笑)。
さすがにもう大人ですから、羨ましいとか嫉妬心とかは微塵もないけど、パリや南フランスって響きはなんだか華やかでユメユメしいじゃなーい?! 言ってみたいわ(笑)。
とはいえ、そのコトバで本気で妬んだりする人も世の中にはいるのよね、とその時思ったの。
SNSとかもそうだけど、確かに他人と自分を比べることは刺激にはなるけど、いちいち反応しないことも大切。
自分の本質はちゃんと見極めておかないとね。
それでは、また次回お会いしましょう!
