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Vol.61暇と毒

Vol.61暇と毒 時間泥棒。

2017.09.26

みなさん、こんにちは。植松晃士です。
暦の上では夏も過ぎ、秋が深まっていく頃ですね。
さて今回は「時間泥棒」についてのお話です。
 
業種によって時間についてのルールはさまざまあるかと思いますが、こと僕が属しているファッション業界、美容業界においては5から10分ほどの遅刻は許容範囲とされているような風潮です。
 
ただね、僕は遅刻が嫌い。
遅れることがイヤだから、車移動ということもあって常に早め早めの行動を心がけています。
だって、渋滞があるかもしれないし、駐車場が近くにあるかどうかもわからないじゃない? そういう予測不能な事態を避けるためにも、時間に余裕を持って行動しているんです。
それは仕事においても、プライベートにおいても同じ。
 
ただ、一番最後に遅れて集合場所に来るって人、必ずいるよねー。
「ごめぇーん!」とかって入ってくるけど、「何様?」ってきっと思われていると思う。
そう思われるのもイヤだし、電話やメールすれば良いってものでもないし、待たせちゃっているという焦りの気持ちもイヤだから、僕は時間厳守なんですけどね。
 
自分でコントロールできるものはやったほうがいいと思う。
気持ちはこもっているかどうかわらかないけど、遅れるたびに「ごめんなさい」って謝るのもイヤじゃない? 
常々、謝罪のない人生を歩みたいと思っているんですー(笑)。
 
だってさ、約束の時間ってあるよね? 
それを守らないなら、どうして約束するの? って思っちゃう。
みんなで調整しあった結果なのに、30分とか普通に平気で遅れてくる人って、タイプが違う生物なんじゃないかしら? って感じるの! 
せっかく盛り上がっているのに、遅れてきた人のためにもう1度説明するってタルいでしょ? 
せっかくの盛り上がりがトーンダウンしちゃう。
遅れてきた人も「何? 何?」なんて入ろうとするでしょ。
 
親切な子は、最初から話の流れを説明したりするけど、僕たちくらいの年齢になったらスルーだよね(苦笑)。
誰が説明するのかしら? ってお互いけん制しあったりして(笑)。
だって、時間の無駄だもーん。
盛り上がった時間を返して!って感じ。
まさに時間泥棒でしょ? 
江戸時代においては、遅刻は罪だったらしいんだから。
「時泥棒は、弁済不能の十両の罪」って言われていたらしいですよ。
今の日本人は忘れているけど、これって大切なこと。
 
仕事だったらなおさら! 
誰か1人欠けただけでも始まらないこともあるだろうし、遅れてきた人に誰かがさかのぼっておさらいしなくちゃいけないでしょ。
たまったもんじゃないよねー。気を使うし。
次の予定が狂ってしまうこともありうるんだから、遅刻した人は大罪を犯したと自覚して欲しいよねー。
 
最近とみに、めんどくさいこと、めんどくさいもの、めんどくさい人には拒否反応が出ちゃいます(苦笑)。
だって、もうエネルギーないから。
昭和の携帯みたく、バッテリーが持たないのよー。ちょいちょい充電しないと。
だから、無駄なことを強いる人とは友達付き合いしない。
時間泥棒とは付き合えないものー。
あたなも気をつけてね。
 
では、また次回お会いしましょう!!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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