Vol.62暇と毒 時の流れ。
2017.10.10
みなさん、こんにちは。植松晃士です。肌寒くなってきましたが、みなさん、
お元気でお過ごしですか?
前回は「時間泥棒」のお話をさせていただきましたが、
今回は「時の流れ」について暇な時にちらほら考えたことを
お話させていただきたいと思っております。
最近は、秋になったなと感じていると
日中は25度以上になったりして秋が遠のいた?
と思わせたり、季節感が不安定。
でもね、秋という季節は「食」で感じますよねー。
秋を実感できるのは味覚なんです!(笑)
松茸の土瓶蒸しなどをいただくと、食欲のスイッチが入ります。
そんな時「あ、僕って動物なんだな」って感じるの。
秋の食材は本当にいろいろと美味しいものがあるんだけど、
特に松茸はこの秋どれだけ食べられるんだろう?
って楽しみぃ。
先日、とある有名有能ドクターを会食していたら、
ふとしたことから「時の流れ」についてのお話になって、
驚いたことに、年代によって時の流れの感じ方は違うんだ
ということを小耳にいただいたの!
なんとなーく、子供の頃と今って時間の感覚が違うでしょ?
1日が長いと感じていた子供の頃と、
あっという間に1日が過ぎてしまう今。
医学的にも証明されているみたいです。
聞きかじりですが、時間の流れの速さは年齢と
反比例するんですって。
加齢に伴う代謝の変化とか、何度も体験していると
刺激もないから時間を速く感じるとか、
いろいろな説はあるようですけど、
とにかく気のせいというだけでは片付けられないみたい。
これはファッションにもいえること。
着ているお洋服で「時の流れ」を感じることってあるんです。
例えば、柄モノのジャージー素材の
ラップドレスとかラップワンピ。
15年くらい前に流行ったかしら。
今も着ている人を見かけて、
「この人は15年という時間の流れを感じていないのね」と
思っちゃいました。
あるいは15年があっという間だったから、
と言うのであれば、お年を召しているのねと思っちゃう(苦笑)。
流行遅れと思われて嬉しい人っていないよね。
でも、新しいものを敏感に取り入れていないという
状態の人を見ると、
もしかして時の流れを感じていないからじゃないかしら?
と思うんです。
あるいは、だんだんとずうずうしくなるのかも?
年齢を重ねると、物忘れという問題にも
しばしば直面するんですが、そのずうずうしさによって、
思い出すとか調べるとかを放棄して
「誰かに聞いちゃえー」ってなる人いるよねー。
そうやって人の手をわずらわせるのって、
もはや介護と同じじゃないかと思わず苦言を呈してしまいます。
もちろん、もしかしたら自分もそういうことに片足つっこんで
いるかもしれないけど、そういう時はきちんとわかりやすい形で、
教えてもらったことに対価を払っているつもり。
でも、それを払わずにやっている方々は
どういうつもりなんでしょうね?
もしかして、人の手をわずらわせていることに
気づいていないのか。
そういう立場を理解していないのか。
この答えは誰にお伺いすれば答えてくれるのやら。
個人的には、できれば人の手をわずらわせることなく、
それでも人の手を借りることになれば相応のことをする。
そんな常識的なことを忘れず、
ずうずうしさのない生き方をしたいと、
時間の流れを感じながら思う今日この頃です。
では、また次回お会いしましょう!!