Vol.67 暇と毒 欲しがったって・・・。
2017.12.19
みなさん、こんにちは。植松晃士です。新しい年を見据えて最近考えることは、
欲しがったって手に入らないものは入らない、ということ。
まるで仙人みたいな言い草ですが、そう思うんです。
ユーミンさんの歌にも
「欲しいものは欲しいと、云った方が勝ち」(『魔法の薬』より)
という名歌詞があるように、自分が欲していることは
口に出したほうがいい、と言われることがあるでしょう?
口に出して話しているうちに、
誰かの誰かのツテに伝わって、
いつか自分が欲していたものが手に入るから、みたいな。
そんなことを鵜呑みにして、
数年前まではやりたがりの言いたがりだった僕ですが、
最近はそれを言うことすら
エネルギーを費やすことに気づいてやめました。
しかも、相手に気も時間も使わせているな、と気づいたし。
ところがね、やりたがりの言いたがりをやめても、
必要なお仕事って来るんです(苦笑)。
つまり、欲しいものを欲しいと言っても、言わなくても、
結果が同じってこと。
欲しがっても手に入らないものもあれば、
欲しがっていないけど手に入るものもある。
もちろん、新しくお花の趣味を始めたり、
ピアノを始めたりと、
自分の幅を広げたこともあるのかもしれません。
それをきっかけに「連載しましょう」と
新しい仕事につなげることもできましたが。
自分がこうしたい、やりたいと思うより前に、
先様が求めているものがくる感じ?
それをこなしていくという、
現実的な動きをしているだけで毎日が忙しいんです。
忙しいことっていいこと。
だって、暇だとロクなこと考えないからね(苦笑)。
今はそれでいいのかな、と思っているんですよね。
スケートで言う宇野昌磨くんみたいな存在かなぁ。
ほら、確実にジャンプを決める玄人、みたいな(笑)。
ひとつずつ、確かなものを積み上げていく、
ということは大切なこと。
自分がやりたいことばかり主張しても始まらないですからね。
社会は、コミュニケーションの上に成り立っているもの。
今さらながらそのことを感じ入っております。
みなさんも、社会に出て何年目になるのかわかりませんが、
どんな立場にいたとしても、
自分の足元をきっちり固めていきましょう!
では、また次回お会いしましょう!!