楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.68暇と毒

Vol.68暇と毒 クリスマスツリーを教訓に。

2018.01.16

みなさん、新年最初の回ということで・・・
あけましておめでとうございます。
植松晃士です。
2018年がスタートしました。
昨年はお付き合いいただき、ありがとうございました。
今年もみなさんにとって素晴らしい1年になるように、
いろいろとお話させていただければ、と思っております。

で。新年早々、少々小言を申します。
今までの人生ずーっと、年末のイルミネーションに
すごく注目していたんです。
なぜならば、昭和の時代から、
街のイルミネーション(以下イルミね)は激化されていって、
LEDライトの開発が成功したら、街中のイルミが
ブルーにミステリアスに輝いたり、
時に情熱的な赤に変化してみたりと、
イルミの鑑賞が楽しみだったんです。
あ、ちなみに歩いたわけじゃなくて、
もちろん車の中からよ。いわば、お花見感覚ねー。

ところが、いい加減にイルミにも
さすがに飽きましてですね。

だってー、昨年もブルーと赤なんだもん。
新しい大きな変化がないでしょ? 
で、今回はクリスマスツリーに注目したんです。

もはやクリスマスツリーは撤去されていますけれど、
だからこそあえて言える小言なの。
しかも昨年は全国いろいろな場所を周ったから、
そこここで目にしたクリスマスツリーを
インスタにアップしたりしました。

クリスマスツリーってまじまじと見ないでしょ。
でも、イルミに飽きてクリスマスツリーに
再注目することになると、ちゃんと見るじゃない? 
そこで、新たな発見があったんです。

クリスマスツリーには華やかなものもあります。
ステキなものもあります。
美しいものもあります。
または、オーナメントが多すぎてハデ!
すぎるものもあります。
逆にオーナメントが少なすぎて地味ーなものもあるの。

そこでね、「もしも自分自身がクリスマスツリーだったら?」
って考えたの。どんな形のパーツなのか。
丸型なのか星型なのか雪綿風なのか。
どんな色のオーナメントなのか。
そして選んだオーナメントやパーツをどう飾るかによって、
地味にも下品にもなるってことなんです。
かといって、何も飾らなかったら、ただのもみの木。
ただの木、よ。地味じゃダメなの!

人間に置き換えてみれば、ファッションやメイクが、
まさにクリスマスツリーにおける飾りになるわけでしょ? 

2017年に目にしたさまざまなクリスマスツリーを教訓に、
2018年戌年・平成30年は「飾る」をテーマにお送りしよう! 
この思いをこのまま皆様にお届けしたい!と。

というわけで、さっそく「どうしたら飾れるか?」を
次回お話したいと思っております。

では、また次回お会いしましょう!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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