Vol.71台湾から来た白い犬の日記
北欧旅行記(9)
観光客のご婦人方。
2015.11.23
こんにちは。Cocoです!ヘルシンキの観光を始め、市内の歴史的かつ有名な教会を巡ったDさんとJapanさん。
最後に岩をくりぬいた中にあるテンペリアウキオ教会へ行ってきた2人。
最初は観光客もほとんどおらず、荘厳な雰囲気が大変素晴らしいものでしたが、某国系の団体客がこの教会になだれ込んできたとたん、その雰囲気は全て打ち壊されました!
教会には『私語などをしないで静かに見て回るように!』との注意書きが某国語でも書いてあるにもかかわらず無視しで、大声でしゃべりまくり。館内放送で静かにするようにとのアナウンスがありましたが、まったく効果なし。
最終的には教会の従業員らしき人たちが、ひとりひとりに静かにするように言って回っていましたがそれでもあまり効果がないというものでした。
彼らはここが教会でどういう用途で使われているものなのかわかっていないようでして、とにかく記念撮影に余念がなく、お互いにいいポーズを教えあったり、写真の構図を大声で指示しあっている様子。
ファッションセンスも凄いですが、下手したら60年代のアイドル歌手並みのポーズをとる人もいて、普通に写真を撮るのができない人たちのよう。
強烈だったのは、下の写真のこの彼女。
派手な化粧に大袈裟な立ち振る舞い、かなり気性が激しいようでして、腰ぎんちゃく的な手下の女性を数人連れて写真撮影を敢行。彼女も腰ぎんちゃくたちの写真を撮るのですが、その際はポーズから背景すべてコントロールしていて、見ていてかなり滑稽だったそうです。
祈りのポーズは彼女のおすすめのポーズらしく、他の3人の女性にも同じポーズで写真を撮らせていました。
彼女たちは大声でしゃべり、ここが教会であることは祈りのポーズを考案しているから理解しているのでしょうが、それ以外まったく彼女には意味を成さないようで、彼女の周りではこの教会の従業員が何度も注意をしていましたが、あまり効果もなく・・・・・・。
さて、こちらにはキリン姉さんも登場していました。
彼女がなぜ、このキリンコートを良しと思って購入したのかも興味深いですが、このモデル張りの立ち居振る舞いはあまりの素敵すぎて、異様な光を放っていました。本人は本当に楽しそうなのですが(ワンッ)
黄色とオレンジのスカーフに黄色いバッグ。きっと母国ではファッションリーダー的なお仕事をなさっているのかもしれません。彼女はおつきの男性にいろいろと指示をだし、ファッションショーのように何度もポーズを決め写真を撮っておりました。
極め付けだったのがこれ、いきなり美しきご婦人たちが一斉にある一か所に向かって、シャッターを切り始めたのです。いったい何なんだ!? と思ったら、地元の とってもかわらしい女の子が座っていて、見たところによると、リーダー格の女性が、「この子可愛い! 写真撮るわ!」と言った途端、腰ぎんちゃく的な人も 一斉に写真を撮り始めた模様。
しばらくして、異常な光景に危機感を察したと思われるお母さんが慌てた感じで、この可愛い女の子の手を引いて去っていきました。このご婦人たち、お母さんの許可もなくいきなりこの女の子の写真を撮っていたようです。恐ろしすぎます。。。
彼女たちは自分たちの構図の中に他の客がいると、「写真撮影するからどいてくれ!」と手を動かして「あっちへ行けー!」との仕草もしたとか。
DさんJapanさんたちも何度もその仕草をされましたが、Dさんはそれに憤慨したので無視して居座って、撮影の邪魔をしたとさ(笑)。
それでは最後に、Dさんの70年代のアイドル風の写真を、彼女たちに負けじとパチリ(笑)。うむ。。。やはり彼女たちに比べるとあまり華がないな。
この後、この教会には大型バス2台分の中華系の団体客がやって来たと聞きました。この教会はあの後、いったいどうなってしまったのかとっても気になりますねー(笑)。