Vol.76台湾から来た白い犬の日記
北欧旅行記(13)
食を満喫 in エストニア。
2015.12.11
Cocoです、こんにちは。エストニアの訪問が続くDさんとJapanさん。
タリンの街は世界遺産になっているだけあって国内外からたくさんの観光客が訪れ、観光客相手の土産物屋もレストランもたくさんあったそうです。
彼らも ランチは「最初にその観光客相手のエストニア料理を出すお店で済ませようかー」と思っていたそうですが、どれもイマイチで、いかにも観光客相手っぽくて残念系なので躊躇していたそうです。
それでも少し歩いた外れたところに、ひっそりとフレンチのお店があったので、そちらに行ってみることにしたそうです。
半地下にあるこのレストランは、薄暗い雰囲気で地元の人たちが来るお店のようで、観光客よりも地元の人で賑わっていたとのことです。このレストランの売りは16世紀のフランス料理を再現しているとのことですから、そういったものを食べた経験のない2人は嬉しそうー(喜)。まずはビールとワインで乾杯です!
朝ごはん抜きだった2人はとってもお腹がすいていたので、物凄い量を頼んだとか(汗)。
まず前菜にフォアグラのムース(下の写真・上)、エビのサラダ(左下)、サケのムース。
どの料理もとっても美味しい! それにフィンランドと違ってこちらエストニアは、物価が安いらしく、今までフィンランドの物価に癖壁していた彼らには、この料理でこの値段設定は大変魅力的にみえたといっていました(笑)。
メインにJapanさんはシーフードが沢山入ったブイヤベース。「エビ、ムール貝、白身魚、ホタテの出汁がよく出ていて美味しかった!!」と興奮気味にはなしてくれました(うらやましいっ)。
Dさんはニジマスのソテー。付け合わせに野菜炒めとポテトがついてきました。こちらの料理はすべて美味しく満足でしたが、いくらお腹がすいていたとはいえ、この量は明らかに頼み過ぎで、これらを食べた後、彼らは本当にお腹がいっぱいで、歩くのも大変なくらいと嘆いていましたよ。
食後の運動として観光をしながらたくさん歩いたそうです。
このタリンの旧市街地は、もともとお城があった小高い丘の部分に、国の中枢的な機能が集中していて、国会議事堂(下写真・右下の建物)や大統領官邸、裁判所などが今も古い建物を使って存在していました。
エストニアはロシアに接する国ですし、ロシアやソビエトの支配下に置かれていたこともあって、建物や街のそこに住む人たちにも何となくロシアな雰囲気が漂っています。
一般的な日本人が思い浮かべるヨーロッパの雰囲気とはかなり違う気がしたと、言っていました。しかし現在は完全にロシアからは離れ、EU諸国の一員として通貨もユーロであり街は大変自由な雰囲気になっていたそうです。
帰りの船便は午後6時半、まだ時間があったのでこの地域で一番古いといわれるカフェで、彼らはコーヒー休憩。フィンランドやエストニアでは日本やアメリカで飲まれるコーヒーがあまりなく、ほとんどがエスプレッソ。そのためカフェで飲むことができるのも、エスプレッソを使ったラテやカプチーノのみでした。
彼らは通常こういう牛乳をたくさん使った飲み物はオーダーしないのですが、エスプレッソだと強すぎなので結局ラテをオーダー。このお店一押しのお菓子も頼んでみました。メレンゲの中にカスタードとイチゴを散らしたこのお菓子。激甘で喉が渇いてしまうくらいだったそうです(笑)
エストニアはあまり某国勢力が及んでいなかったのですが、それでも彼女たちはいるだけでそのパワーが強いため、すぐにわかってしまいます。 ちなみに私は台湾出身です!
こちらでもお得意のアイドルポーズをしておりました! 本当にかわいい人たちです・・・・・・
DさんとJapanさんはこのあと船の出発にあわせて港に戻り、船の中で爆睡してしまい気がついたらフィンランドに戻っていたとのことでした。観光も疲れるものなのですねー。