Vol.81台湾から来た白い犬の日記
北欧旅行記(18)
所変われば。
2015.12.28
こんにちは。Cocoです。DさんとJapanさんが食事を終えて次の目的地に行くと、スウェーデンのイケメンにいさん達が沢山いました(笑)
そう!! ここはスウェーデン王宮。ちょうど衛兵の交代時だったようで、その儀式を見ることができたそうです。
さて、イケメンスウェーデンに守られるスウェーデン王宮!
この宮殿、女王拝謁や晩さん会の時のみに使われる王宮でして、実際には住んでいないそうですが、観光客が見て回れ、宝物館などもあり、現在も使用中の本物の王冠なども見ることができるそうです。それではこの宮殿についてWIKI先生の解説をどうぞぅ。
『この地の最初の建物は、13世紀にメーラレン湖を防衛するためにビリエール・ヤールによって建設された塔を中心に備えた要塞であった。要塞は宮殿に発展し、中心の塔の尖塔に因んでトレー・クローノル城(Tre Kronor、"3つの王冠")と命名された。16世紀遅くにヨハン3世の下で旧い要塞からルネサンス建築様式の宮殿への大改装が行われ、1690年には 小ニコデムス・テッシンの設計でバロック様式の宮殿に造り直されることが決まった。1692年に北棟の作業が始まり1697年に完成したが、1697年5 月7日の火災で宮殿の大部分が崩壊した。
宮殿は小ニコデムス・テッシンにより再建され、西側の中庭(courtyard)外周の半月形ウイングは1734年に、宮殿内の教会は1740年代に、外装は1754年に完成した。宮殿はスウェーデン軍の近衛兵により警護されている。近衛兵は16世紀初めからの歴史を持つ。宮殿には609室あり、今なお元来の用途に使用されている宮殿としては世界最大のものの一つである』
ここの宮殿はとにかく広くて、歩くのだけでもかなり疲れてしまったそうです。もう少し歴史的な背景を知っていればもっと楽しく見ることができたのでしょうが、日本人のJapanさんにとっても、アメリカ人のDさんにとってもスウェーデンの歴史などは無に等しいくらいだったそうで、旅行前に少し勉強しておこうと思ったけれど、忙しくてその気力がなかったので、まったく予習せずの訪問だったのを、悔やんでいると言っていました。
宮殿の周りは旧市街地になっていて、レストランや土産物屋が軒を連ねていて沢山の観光客がいまして歩いているだけで観光客気分を満喫できる楽しい場所。
左下の写真はスウェーデンのお菓子なのだそうで、マシュマロが中に入ったケーキで周りをチョコレートなどでコーティングしてあるそうです。
DさんもJapanさんもマシュマロがあまり好きではないし、物凄く甘い感のあるこのお菓子は試さなかったそうです。
私だったらとりあえず口には入れてしまうのになー(笑)
歩き疲れたところでノーベル博物館が 鎮座するスクエアーの脇のカフェでお茶休憩。こちらでも普通のコーヒーがありませんでしたので、Japanさんはラテを頼んでみました。ノーベル博物館は入場料が結構いい値段で、展示内容も今までの歴代受賞者につての説明書きが多いということなので、それほどノーベル賞について興味があるわけでもない2人。
「ネットで読めば済むような説明書きがあるだけの場所にそれほど興味もないし、どれだけの素晴らしい発見功績でも、難解度が高いものが多いと読むだけで疲れてしまうからまあいいかー」ということになり、入場はせず。
本当に向上心のない2人です(笑)。「こういう観光地のアトラクションはやたらめったら行ってしまうとお金も、時間も、労力も無駄に使ってしまうことがあるので、要注意なんだよぉ」と弁解していました。
予算の余裕があまりない彼らは「慎重にお金の使い方を考えながら行動しなくてはいけません!」なのだそうです。
洋服も、高級外食も、映画も。あまり興味がない彼らの唯一の趣味といえるのは旅行(それから私Cocoのお世話・喜)。
毎回の給料から旅行積み立てとして、ちゃんとそれが貯まったら旅行に行くという感じなのです。
ですから旅行中も一日いくらくらいまで使ってOKという予算も組んであるそうで。「無計画ではありませんよぉ」と教えてくれました。
しかしー、予想をしていたとはいえ北欧は物価がものすごく高い!
普通のランチを食べただけで$70(8,390円)いってしまう日もあるので、毎日の終わりに「この日は予算内に済んだ?」などというのが、2人の合言葉となってしまうくらいだったそうです(笑)。
「賢い主夫は日常は安い八百屋&食料品店を使い、外食はせず家でつくり、切り詰めて切り詰めて暮らしているから、こうして旅行に行けるのですよぉ」と、おケチ主夫のJapanさんは自慢げに教えてくれました(笑)
さて、この日はもう少し旧市街地を歩いて、王宮を守る衛兵にさよならを告げホテルに戻ったそうです。
ホテルに戻ってお風呂に入ってのんびりした後は、夕食の時間です。
繁華街へ歩いていった2人なのですが、地図を読み違えてしまい、紛れ込んだのは予定していた繁華街とはまた別の高級ショップの並ぶハイソなエリアでした。
周りにいる人たちもお金持ちそうな人ばかりでキラキラしていました。ストックホルムは様々な違った特徴の繁華街が点在しているようです。
予備知識もないまま雰囲気がよく値段が手ごろというだけで入り込んだイタリアンのお店でしたが、なかなか良かったそうですよ。
サラダをシェアしてDさんはホタテとエビのソテー、Japanさんはこれが一番食べたかったというのもありましたが値段が気になってしまい(笑)一番安いボロネーゼ。
本当に貧乏性な彼です。料理は大変美味しかったので、飛び込みにしては大成功! といっていましたよ。
ただ、ヨーロッパがこういう感じなのでしょうけれど、料理が出てくるのがものすごくゆっくり。最初のサラダが出るのに20分、メインが出るのにその後追加の30分、チェックは頼まないと出てこないという感じなので、せっかちなDさんは少しイライラだったとか(笑)
アメリカですとバンバン食事が出てきますし、食事の途中でチェックを置かれることも多々ありますし、お皿もガンガン片づけられてしまいますもんね。
食事の後はそのまま活気あふれる街を彷徨ってから、ホテルへ戻った2人でした。
寝る前にこちらではよく飲まれるというPeachサイダーなるアルコールを飲んでみたところ、飲みやすっくグイグイいったとのことですが、アルコール度がJapanさんにとって強かったらしく、ノックアウトされてしまったそうです(笑)