Vol.102台湾から来た白い犬の日記
北欧旅行記(39)
カオスな飛行機
2016.03.14
こんにちは Cocoです。フライトが3時遅れとなったJapanさんとDさんの旅。
彼らが言うには「最初から3時間遅れといってくれていれば、朝早く起きて急いで支度して空港に来る必要もなかったのに!」と怒り狂っていました。
そうですよねぇ朝の3時間は大きいですからね。彼らはゲートで山盛りにいさんを眺めているわけにもいかないので、ラウンジへ戻ったのですがここでもさすがスカンジナビア航空です。
ラウンジに戻って15分もしないうちに、いきなり館内放送で「サンフランシスコ便は今から搭乗手続きを始めますぅ!」とアナウンス。3時間遅れじゃなかったの?? 呆れてしまった二人。
しょうがないのでまたパスポートコントロールを経て、旅券にスタンプを押してもらい急いでゲートへ。しかし搭乗手続きは行われておらず、結局ゲートで足止めを食らうという、めちゃくちゃなスカンジナビア航空です。
最終的に飛行機は何とか90分遅れ位でとどまり、搭乗手続きを始めてくれたのは喜ぶべきことなのか、そうでないのか? ここまでしっちゃかめっちゃかにされると適正な判断が下せなくなってしまった二人なのだそうです。
とりあえず、キャンセルもなく飛び立ってくれるということで、もういいにしてしまおうーと。
飛行機内でもかなりめちゃくちゃだったそうで・・・・・・。
乗客の座席指定がダブルブッキングで、一つの席に2人が指定されていて大もめだったり、空いている席に乗客が席を移ることをアテンダントに告げると、これといった理由もなくアテンダントは断固拒否! 一切席を移ることを許さなかったり、エコノミーの妻をこちらのあいている席に移らせたいと告げる乗客がいたりカオスでした。
さてこの飛行機では前の部分に3つのトイレがあったのですが、一番前のコックピットの後ろにあるトイレは乗務員専用だそうで、乗客は使用禁止!
それにアナウンスで判明したのですが、ビジネスクラスにあるトイレが一つ壊れていて使えないとのこと。あれだけ遅延したのに直せていないの!? と憤慨の客室内。ビジネスクラスは48席あるのに10時間以上のフライトにトイレは一つだけとなったそうです。
もちろん従業員用をビジネスクラスの客に開放することはなし! エコノミークラスのトイレを使ってくれとのことでした。機内に従業員専用のトイレがあることも驚きですが、乗客用のものが使用不可能でもそれを乗客のために使用させようというコンセプトもないというこの航空会社、呆れました。これはビジネスクラスを正規料金で乗っている人にはとんでもない話ですね。