Vol.103台湾から来た白い犬の日記
北欧旅行記(40)
せっかくの・・・。
2016.03.18
こんにちは Cocoです。今回スカンジナビア航空の利用は初めてだった2人。
ですからネットでその評判をチェックしたDさんは「それほどいい会社でもなさそうだよ。ANAとかシンガポール航空とはまったく別のレベルだよぉ」と前もって私たちに教えてくれていました。
ですからJapanさんはあまり期待していなかったそうですが、スカンジナビア航空と共にその利用客のレベルの低さに、総合的にUALのほうがマシ? と思えてしまうくらいだといっていました(汗)
機内に乗り込んでDさんとJapanさんが気づいたのは、アテンダントの幅の広い質のムラ。
行きの便のようにいい人に当たればいいのですが、ひどい人もたくさんいて彼らのサービスは遅いし雑。飛び立った後の最初のドリンクサービスも、「いつになったら来るのぉ?」というくらいのんびりしたもの。
続いて驚いたのはANA、いえUALでさえトレーテーブルを出してテーブルクロスを敷いてくれるのに・・・・・・
スカンジナビア航空はアテンダントが「トレーテーブル出して!」と言って、テーブルクロスを座席にポンと置いていくだけでした。
これにはDさんが憤慨して、トレーは出したもののテーブルクロスを彼女が置いたままにしておくと、それに気がついたアテンダントの彼女が、「ったくぅ、もうしょうがないわねぇ」という態度で、何とかトレーの上に敷いてくれるというお粗末なものだったそうです。
しかしながらいい部分もありまして、「食事の質はUALよりはずっと良かったことは、認めなくてはいけない」と言っていました。
国際線の場合、彼らがよく利用するUALのエコノミークラスの食事はあまりの酷さにほとんど手を付けず空港で買ったお弁当を食べるという自己防衛策をもっていつも乗り込みますし、たまに 座ったいい席でも「美味しいー!!」と思えるものは記憶にないそうです。
しかし、スカンジナビア航空の場合は盛り付けがイマイチであるのは否めませんが、料理は基本的になかなかいいお味だったしたそうです。
Dさんは右上のチキンのトマト煮、Japanさんはシーバスのクリームというものでしたが、これもおいしかったみたいですし、デザートもアイスクリームを含め3から4種類、それにちゃんとチーズも用意してあったそうです。
その上このスカンジナビア航空、陶器の食器類は全てロイヤルコペンハーゲン、ガラスはスカンジナビアで有名なOrreforsのもの、カトラリーもGeorg Jensenという北欧系デザインのすっきりしたものでして、シンプルながらも実は大変ゴージャスなテーブルセッティングになっていたのです!
しかぁし、いい加減なアテンダントのおかげでそれらの素敵な思惑は台無しになっていました。彼らのサービスレベルは、エコノミークラスのカートを引いて食べ物のチョイスを「チキン or パスタ?」と嫌々聞いて渡すくらいのレベルに近いものでしたので、総合的にはUALともあまり変わらない印象を受ける残念な結果になったとのこと。あぁーもったいない!
いい食器もこれでは見当はずれの無駄なコストを上乗せしているだけに見えてしまいますよねぇ。