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Vol.105台湾から来た白い犬の日記

Vol.105台湾から来た白い犬の日記 北欧旅行記(42)
おしまい!!

2016.03.25

こんにちは Cocoです。

着陸2時間ほど前に朝食のサービスがありました。
これも行きの便同様、料理を並べたカートをアテンダントが引き、乗客が好きなものを選んで食するという形 態だったはずなのに、今回の手抜きアテンダントはすべての料理を全部皿の上にのせ、乗客にお伺いを立て、選択させるというプロセスを抜き去り、さっさと皿をテー ブルの上にのせるというものだったそうです。 ひどすぎますねぇ。
PH1_coco_v105_1-20160309.jpg反対側の列は、アテンダントが一人一人に好きなものをちゃんと盛り付けてサーブしているのに、DさんとJapanさん側では全然そんなのなし!!
大したことではないのかもしれませんが、なんか妙に損した気分になってしまったと言っていました。


そんなこんなで飛行機は北米大陸を横切り、サンフランシスコへあとわずかとなりました。
到着近くになると皆さん身だしなみを整えたり、歯を磨いたりしたいも のですが、こちらのキャビンはトイレが一つ故障しているので、48人にトイレがひとつ! 
もちろんエコノミーにも長い列ができているので、そちらへ行くという選択肢もありませんでした。
PH2_coco_v105_1-20160309.jpg
結局トイレへの長い列は空港着陸の直前まで解消されず、アテンダントもさすがに強く「席につけ!ということも言えなかったらしく、本当にぎりぎりのぎりぎりまでトイレへの長い行列ができていました。この飛行機のトイレは自国のコペンハーゲン空港でも修理できなかったくらいですし、すでに到着が遅れていますので、たぶんサンフランシスコ空港でも修理できないでしょう。


そうなると、この飛行機でサンフランシスコからコペンハーゲンに向かう人たちは、同じようにトイレの長い列と格闘しなくてはいけないことになるのでしょうね。
PH3_coco_v105_1-20160309.jpgしかぁし、サンフランシスコ空港へ到着した後もひと悶着!
 
着陸して飛行機がゲートに停止、皆さんが座席から立ち上がり、荷物を持ち出している時に、Japanさんの後ろの座席の60代くらいの白人アメリカ人が「そこどいてくれないか!と言うのです。
 
Japanさんが「飛行機のドアはまだ開いていないし、皆さん列になって待っているのだから、僕もあなたもこの位置で暫く待つべきなのでは?」と伝えると、このおっさん・・・・・・

”Move your Fxxking Feet!”

Japanさんは一瞬何が起こったのかわからず (゚Д゚)ハァ?

暫くして脳が機能して、このおっさんがとんでもないことを口にしたことに気がつきました。
 
たぶんこのおっさん、自分の部下などに、こういう口調で日ごろ接 しているのでしょう。長旅と時差ボケのせいで自制が効かなくなり、相手を考えず、つい口走ってしまったという感じで自分でも驚いてしまっている表情でした。

Japanさんはことを大事(おおごと)にしたくなかったものの、一応応酬して
いったい何を言っているのですか? 使う言葉に気をつけてください。あまりにも品がなさ過ぎて、あなたの程度の低さをさらしているのですよ!と伝えました。
彼は一言も言い返すことなくJapanさんを睨んでいたとか。トイレから帰って来たDさんにこれを伝えると超憤慨!!

このおっさんに面と向かって怒りをぶつけましたが、彼もたぶん自分の言ったことがマズイとわかっていたのでしょう、ひと言も言い返さずに、とにかくやり過ごすことにしたようです。


そんなわけでスカンジナビア航空、100パーセントで遅延し、飛行機は古く故障だらけ、地上職員は情報を提供しない、客室乗務員には激しいムラがある、おまけに乗客 も質があまりよくない! 
 
格安ビジネスクラスならば利用してもいいですが、エコノミーにしても正規ビジネスにしても避けることができるのなら、もう使いたくはな いエアラインとなりました。
「正直言ってお勧めしません」とDさんとJapan!

聞くところによると、エコノミークラスも10時間以上のフライトでさえ、食事サービスは1回。それも冷たい食べ物、最初のミールサービスでのコーヒー、紅茶 は無料だが水は有料。
 
2回目以降のコーヒー、紅茶でさえも有料となるそうですし、座席幅もかなり狭い! 格安航空会社なら理解ができますが、これが自国の国旗を背負う総合航空会社と考えるとかなりお粗末ではないでしょうか?
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彼らは入国手続きを済ませていったん家に帰り、シッターさんの家に私Cocoを迎えに来てくれましたので、一応久しぶりの再会に大喜びしておきました(笑)
 
しかし、就寝時刻になると優しかったシッターさんがいないので家 じゅう探し回ってしまいました。
シッターさんのことはとっても大好きだった私Cocoでした。 
 
これで長かった旅行記はおしまい!!
次回から普通のサンフランシスコ日記に戻ります。

長らく北欧旅行記ご清読ありがとうございました!

Writer Profile

Coco
Cocoココ

台湾生まれ台湾育ちのフォモサ犬系雑種。野良犬だったため正確な年齢は不詳:性別、女推定9歳。台北で殺処分直前に現地の動物保護団体にレスキューされる。その後紆余曲折を経て、2010年、サンフランシスコ在住の日本人男子Japanさんとアメリカ人男子Dさんのカップルの家の養子となる。食べることと散歩が大好きだが鶏肉アレルギーがある。

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