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Vol.236台湾から来た白い犬の日記

Vol.236台湾から来た白い犬の日記 自生茗荷の虜。

2018.09.25

秋の気配が訪れてきたサンフランシスコベイエリア。
通常この時期になると霧が晴れて、気温がぐっと上がる
インディアンサマーになるはずなのですが……。
今のところその気配もあまりなく、相変わらず霧が出て
気温も下がり寒い毎日であります。
 
さて、ご存知の方も多いとは思いますが、
我が家ではミョウガの苗を所有していまして
前に住んでいた家にでは鉢植えにして育てていまして、
毎年たくさんのミョウガを収穫することができていました。
今はJapanさんが小さな庭の一角にミョウガのコーナーを作りまして
そちらへ直植えをして育てていました。
植え替えた年はあまり花芽が出ないと言われていたのでほとんど放置状態でした。
PH1_cocov236_1-20180924.jpgところがー先日ミントと、生姜と茗荷の共存するハーブコーナーをのぞいてみたら
土の中から茗荷の花芽がひょっこりと顔を出して、
花を咲かせているのを発見しました!

ミョウガは花芽を摘んで食べるものでして、花が咲いてしまうと
風味が落ちるので花の咲く前に収穫するのが基本でしたが、
今回はすっかり花が満開でした(笑)
「しかしまだ食べれるだろう」とJapanさんは早速収穫してみました。

するとすぐそばにも細いながらも、もう一つの花芽が出ていましたので
そちらも収穫してみました。日本ではもう少し早い時期なのかもしれませんが、
サンフランシスコベイエリアですと、だいたい9月以降に
このミョウガが収穫できるような感じになっています。
毎年律儀にこうして花芽を出してくれる茗荷のおかげで
Japanさんは毎年茗荷を食することができます!
これは本当に嬉しいことだと喜んでいます。


この茗荷のすぐそばに、提灯のような花をつける樹が植えてあります。
これはこの家の前のオーナーが植えていたもので、
春先に咲いたと思ったら今も満開になりました。
PH2_cocov236_1-20180924.jpgたぶん前の家主さんのお気に入りだったのでしょう、
家の周りにこの木がごまんと植えてあります。
写真の花は紫と赤の花ですが、他にもピンクと赤のバージョンもあったりします。
それにしてもこの花の名前が分からないので、
もしどなたかご存知でしたらご一報くださいませー♪


さて、せっかく収穫した茗荷ですので、風味が落ちてしまう前に
さっさと食べてしまおうーと、Japanさんは泥を落として綺麗にして
千切りにして、にゅうめんの上にどっさりとのせて
シンプルにいただくことにしました。

最初は冷たいそうめんと一緒にーとも思ったのですが、
この日のサンフランシスコベイエリアの気温はかなり低く、
冷たいものよりも温かいものをいうことで、にゅうめんにしてみましたそうです。
PH3_cocov236_1-20180924.jpg2本分たっぷりと入れた茗荷は、新鮮で自家栽培のおかげなのか
物凄く濃い味がしたそうですよー!
こうして毎年新鮮な茗荷を食することができて、大満足なJapanさん。
ちなみにアメリカ人のDさんは、この茗荷の良さがわかりませんので
Japanさん一人で独占していました。

Writer Profile

Coco
Cocoココ

台湾生まれ台湾育ちのフォモサ犬系雑種。野良犬だったため正確な年齢は不詳:性別、女推定9歳。台北で殺処分直前に現地の動物保護団体にレスキューされる。その後紆余曲折を経て、2010年、サンフランシスコ在住の日本人男子Japanさんとアメリカ人男子Dさんのカップルの家の養子となる。食べることと散歩が大好きだが鶏肉アレルギーがある。

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