Vol.264台湾から来た白い犬の日記 冬季旅行 in ミヤンマー12
2019.04.26
こんにちはCocoです。今日もミヤンマーのバガンでの旅行記の続きです
午前中だけでもすでにたくさんの寺院を見て、頭の中が
いっぱいいっぱいになってしまった僕JapanさんとDさん。
「観光って体力的にも、精神的にも(もちろん経済的にも)
疲労がつきものだなー」と改めて感じました。
ようやくランチ休憩になりましたのでホッと一息つくことができます。
Queen
Nyuang U, Bagan
Myanmar
ガイドのLimさんが彼らを連れて行ったのは結構大きなレストランでした。Nyuang U, Bagan
Myanmar
ちょうどピークタイムに来たためレストランは激混み!
料理が来るまで1時間ほどかかると言われてしまいましたが
他にチョイスもないのでビールとワインを飲んで
のんびりと気ままに時間をつぶすことにしました。
Japanさんは現地の黒ビールを頼んだのですが、コーヒーのような味わいが
とっても美味しかったとのことでした。
アルコール度も8パーセントと割と高めだったのですが、
30度近い気温で汗をたくさんかくせいか、
それほどいつものように撃沈することなくいい気分で酔えました。
そして食事も1時間もかかることなく30分ほどでやってきました。
DさんとJapanさんたちはビルマチキンカレー定食を頼みました。
トマトベースのあっさりカレーで、ほとんどカレーという感覚のない感じ。
イタリアンのトマト煮込み料理的なお味でした。
食事の後は漆塗りの工場の方に見学に行きました。
バガンは漆の器が有名なのだそうで、竹やチーク材を使って漆の器を作るそうです。
その漆の器にデザインを施して、粉を振って3色になり、
約半年で1つの漆の器ができるそうです。
女性は細かい最終的な仕上げを施す係りになっているそうで、
男性は最初の塗やあら削りなデザイン担当。
この工場には土産物屋も併設しているので、気に入った人たちは
こちらで漆の器を購入できます。
きっとツアーガイドさんも、観光客がここで何かを買うと
何らかのキックバックがあるのかもしれません(笑)
Japanさんたちはあまり漆の器にも興味がないので何も買いませんでしたー。
彼らって基本的にあまり買い物をしない物欲の少ない人たちです(笑)
さて、次にやって来たお寺はShweandaw Payaでした。こちらは1057年の建立で、
バガンの黄金期の中では初期に当たる寺院なのだそうです。
国を統一した王が建国後まもなく建てた寺院のため、
5層のテラスをもつ八角形の台座になっています。
言い伝えでは釈迦の遺髪が収められているとされているそうです。
すぐ隣にはLawkahteikpan寺院がありまして、
小さな寺院ながら内部のフレスコ画がよく保存されています。
またここには前兆18メートルの寝仏像がありまして、
これは11世紀に造られたオリジナルの仏像なのだそうです。
お寺の目の前には緑のシートが敷かれ、
男性たちがお米の袋からお米を取り出して山にしていました。
これはいったい何なのだろうとツアーガイドのLimさんに聞いてみました。
これは地元の有力者が大量のお米をこの寺院に寄付したため、
そのお米を周りの貧困家族に配るためお米を小分けにしているとのことでした。
この国で毎日のようにこのような寄付がお寺に寄せられて、
それらをお寺や地元の人たちが必要な人たちに分け与えているとのことでした。
この後はBaganの街に点在する名もない古い寺院をいろいろと周りました。
もうこの時点になると覚えるのが無理な状態ですので、
写真を撮ってひとまとめにしてアップで終了!
ただでさえ名前も覚えにくいのに無数にあるこのお寺‥‥‥
頭のほうが飽和状態になったようです。私Cocoも聞いていて
どれがどれなのかわからない状態であります(笑)
次にやってきたのはGawdawpalin寺院です。
「こちらは看板の写真を撮っておいたので、かろうじて名前と建物が一致できたー」とJapanさん(笑)
こちらはバガンで2番目に高い寺院で
1174から1211年にかけて建てられた2層の寺院。
この陣を建て始めた王が途中でなくなったため、王になった息子が
それを引き継いで完成させたものだそうです。
1975年の大地震で最上階とその上の塔の部分が倒壊してしまったのだが、
現在では修復作業も終わり、高さ55mの白い美しい寺院となっていて、
バガンではここを訪れない人がいないというくらい、
有名で人気のある寺院なのだそうです。
ミヤンマーにはいろいろなお寺がありますが、
このお寺のように白く塗られたお寺が点在しています。
ガイドのLimさんにほかのお寺とこの白いお寺の違いを聞いたところ、
白いお寺のすぐそばには僧院があって、
そちらでは寝泊りができるようになっているとのことでした。
宿泊施設の少なかった昔は、こういう僧院のあるお寺が
重要な宿泊施設になっていたようですね。
お寺の話から少し休憩でカレンダーについて。
ミヤンマーではこんな感じの縦型のカレンダーをよく見かけることがありました。
上の部分にある前後の月のカレンダーは横書きなのに面白いものです。
曜日には各守護神が描かれていて日曜日はガルーダ(Dさん)、
月曜日はトラ(僕)の守護神というのがわかります。
確か水曜日だけ午後(牙のない象)と午前(牙のある象)と
2つに分かれて守護神が違うそうなのです。
たくさんの寺院を見て目が回ってしまった2人ですが、
ようやく最後の寺院Bu Payaにやってきました。
ここは川岸に立つ千沙な円筒型の仏塔で、
7から8世紀ごろに建てられたとされているそうです。
この仏塔も1975年の大地震で大きな被害を受け医師が粉々になって
川に流れてしまったそうです。
現在は完全に修復されて光り輝く黄金の仏塔となっていました。
ここは夕焼けの見える絶景ポイントらしく、
外国人もミヤンマー人もたくさん夕焼けを見にやってきました。
ミヤンマー人も自撮りが大好きなようで、
外国人に負けないくらいガンガン自撮りしていました(笑)
ツアーが終わって、疲れがどっと出た2人。
話を聞いているだけでこちらも疲れました(笑)
色々と見て回るのは楽しいのですが、それと同時にかなり疲れますね。
ホテルに戻ってお風呂に入って、夕日を眺めながらHappy Hourを楽しみました。
もう街へ行って食事する気力もなかったので、
またホテルのレストランで食事をしました。
Dさんはピザ、僕はクラブサンドイッチというミヤンマー料理から離れた
食事となりましたー。
それではおやすみなさいませー。