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Vol.267台湾から来た白い犬の日記

Vol.267台湾から来た白い犬の日記 冬季旅行 in ミヤンマー15

2019.07.17

こんにちはCocoです。

みなさま、お詫びいたします。2カ月ぶりの更新になってしまったことを…。
私Cocoのせいでは決してありません。
だって私は日記を書いていたもの! このハタラク編集部がなんやかんやの
バッタバタで更新ができていなかったんです。
Cocoからもお詫びいたします、ごめんなさいっ。

ということで、旅行の続きをお話させていただきますね!


アメリカ人父のDさんと日本人飼い主のJapanさんは遺跡巡りを十分たんのした後は
ビーチリゾートのンガパリという街でのんびりすることになりました。
今回宿泊したホテルでは朝食付きなので、朝食を食べに行ってきた2人ですー。
海に面したドアのない開放的なダイニングエリアにやってくると、
心地よい海風を感じられました。
PH1-cocov267.jpgこちらのレストランは様々な種類の食べ物が並んでいるバフェスタイルですが、
玉子料理などの温かく食するものはオーダー式になっていました。
彼らは最初にビルマ朝ごはんの定番のモヒンガーヌードルスープを食べて、
スモークバラクーダと目玉焼きのセットをオーダーしました。
目の前に海が迫がるこんな場所で朝ごはんを食べるなんて、
本当に優雅な時間でありますー。

朝ごはんを食べた後はメインストリートへやって来まして、
通りの散策と洗濯物をやってくれる店に行ってきました。
このンガパリの街は東南アジア独特の、のんびりとしたあけっぴろげな雰囲気があって
お二人さんも気にりました。学校が始まる頃は乗り合いのトラック型バスに
子供たちが詰め込まれ、学校に向かう様子が見られましてほのぼのとした感じでした。
PH2-cocov267.jpgまた、よろず屋といった感じのなんでもあります的なお店がありまして、
軒先に所狭しと品物が並んでいるのを見ると、古き昭和の日本的な雰囲気に
共通するものがあるような感じを受けました。
お店や通りの人たちは目があうとミンガラバー(こんにちはー)と
微笑んで挨拶してくれるので、観光客といえど「も受け入れてくれているなー」と
優しい気持ちになることができます。
PH3-cocov267.jpgさて、こういう長旅で大きなネックとなるのが洗濯物です!
今回は常夏のビルマへの旅ですので、かさばる洋服がいりません。
そして国内線を使った旅行がありますので荷物重要制限もありました。
ですから極力洋服や下着は少なく持って行って頻繁に洗濯しようという計画でした。
アジア諸国では洗濯物を重量計算で請け負ってくれるところが多々ありますので
それを利用しました。

こちらのよろず屋の隣の洗濯します! バイク貸します! お土産売ります!
という何でも屋的なお店で値段を聞いてみると洗濯、乾燥、たたむのセットで
1キログラムあたり200円とのことでしたので依頼してみました。
「次の日のこの時間には出来上がるからー」とのことでした。
洗濯は洗濯機だが、乾燥は天日干しなのでその日の天気によって
出来上がりの時間が違うとのことでした(笑)

洗濯ものを頼んでホテルに戻って、水着に着替えたら目の前のビーチに繰り出します!
前の日の雨が嘘のようにこの日はからりと晴れあがりました。
気温は30度ですが、思ったよりも暑く感じられませんし、
湿気も煩わしくないので気持ちがいいー。
PH4-cocov267.jpgこのホテルにはホテルゲスト専用のビーチチェアーとパラソルのセットがありますので
こちらでのんびり。このビーチセットの方までホテルのWIFIが飛んでいるので
とっても便利です。Dさんはネットや紙の新聞でニュースを読んで、
Japanさんは寝ころびました。

さて、ランチの時間になりましたので、部屋に戻って一旦着替えて
メインストリートへやってきました。
このストリートには10軒ほどの地元経営のレストランがありますので、
メニューを見て何を食べようか決めます。しかしながら、ほとんどのレストランが
シーフードレストランでありますので、出される料理にこれといって
大きな違いがないのが本当のところです。
Treasure
en face hotel Amata
Ngapali, Myanmar
PH5-cocov267.jpgこの日Japanさんが頼んだのは、左下のカニの甲羅に蟹肉と玉葱やニンニクを
炒めたものを詰めたもの。
Dさんは鯛のグリルと野菜炒めに、ミヤンマー産の白ワイン1本をつけていました。
でー料理のお味の方は、もうー本当に美味しいのです。
「新鮮な魚介はシンプルな味付けでも十分イケますね!」とのことでした。
シーフードの大好きな私Cocoとしては羨ましい限りです。


大満足ランチの後、店を後にしてホテルに戻っていくと
どこかのおばちゃんが彼らを呼び止めました。何かの売り込み!? と警戒すると、
朝の洗濯を頼んだお店のおばさんで、「洗濯物がもうできたからー」とのことでした。
朝預けて午後1時日すべて完成。今日はいい天気だったからすぐに乾いたそうです(笑)
おばちゃんにお礼を言って洗濯物を受け取りましたー。
PH6-cocov267.jpgDさんは飲みきれなかったワインを持ち帰ってビーチで残りを堪能。
そのまま、ぐっすりと昼寝に突入していましたー。
ビルマはネット環境があまり良くないそうです。
このビーチリゾートホテルのネット環境がまずまずでよかったです。


気がつけばあっという間に夕日の時間になりました。
このビーチは西に面しているので太陽が沈むのを見ることができます。

今日も一日いい日だったねーと乾杯!
Japanさんはミヤンマー産の黒ビール、Dさんは白ワインをあけてしまったので
部屋から赤ワインを持ち出していました(笑)

部屋に戻ってお風呂に入って一息つくと、窓から夕焼けのグラデーションが
とってもきれいでした。
PH8-cocov267.jpgJapanさんたちの部屋はこのリゾートホテルの中では
それほどハイグレードなカテゴリーではありません。
一番高いカテゴリーは海のすぐそばでプライベートプール付き、
僕たちは海の見える一般的な部屋。
しかしー窓から真正面にこうして海が綺麗に見えるので大満足でありましたー。

この日の夕飯はこちらのレストランへ行ってみました。
先に述べたようにこのメインストリートには現地の人たちが経営するレストランが
10軒ほどあります。メニューを見てみると基本的に似たようなシーフード料理を
出しています。値段もそれほど変わらないのですが、実際店を見てみると、
たくさんの人でにぎわっているお店とそうでないお店にしっかり分かれています。
Ambrosia
Mya Pyin Village,
Ngapali, Myanmar
PH9-cocov267.jpgこちらのお店はあまり人が入っていないお店でありました。
しかし、お店に入ってみて何となくその理由が分かったような気がします。
まず、従業員が積極的にサーブしようとする感じではない!
料理が出てくるのがすごく遅い! 味付けがイマイチ! というものでありました。
決してまずいわけではないのですが、微妙なところで味付けが
人気店とはやはり違うのですね。

今回はイカの天婦羅(右上)、レンズマメのスープ(左)、エビのグリル(右)、
焼きそば(左下)、タケノコの炒めもの(右下)を頼んでみました。
どれもまずまずのお味なのですが、少ししょっぱかったり、
少し塩味が足りなかったりという感じで不安定な味でした。
焼きそばとタケノコの炒めものは油が強かった感じでもありました。
ここは酷くはないのですが他が良すぎるのでリピートなしです!

そう言えばこのレストランの前にはどこかの幼稚園のバスが止まっていました(笑)
PH10-cocov267.jpg辛うじて幼稚園の名前は消されていましたが、
かわいい絵が昔園児を運んでいた名残を表しています。

その頃私Cocoは近所のNicolas君が住み込みで世話をしていてくれて
楽しい時間を過ごしておりましたー。
Nicolas君と彼女に大感謝です!!

Writer Profile

Coco
Cocoココ

台湾生まれ台湾育ちのフォモサ犬系雑種。野良犬だったため正確な年齢は不詳:性別、女推定9歳。台北で殺処分直前に現地の動物保護団体にレスキューされる。その後紆余曲折を経て、2010年、サンフランシスコ在住の日本人男子Japanさんとアメリカ人男子Dさんのカップルの家の養子となる。食べることと散歩が大好きだが鶏肉アレルギーがある。

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