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Vol.394ハタラクさんの毎日

Vol.394ハタラクさんの毎日 も、もうですか!? 

2016.01.19

年月が経つあまりの速さに、驚くことがありました。
仕事でお世話になった編集者の先輩の話です。
 
人づてに、その先輩がもうすぐ定年ということを聞きました。
そういえば、たしか去年の今ごろ、久々に先輩に会ったときの帰り際、「かわだちゃん、そろそろわたしも定年なのよー」と言われて、「え、もう60才なんですか!?」と驚いて返答したら、「違うわよ! うちの会社は55才が定年なのよ」と。「そんなに若くて定年!?」とかなり驚愕した覚えがありました。
 
そして最近、その先輩と会ったというある人から、彼女から定年のことを聞いたと。
すぐにということではなく、数年先だとのことですが、それでも「もうですか!?」と再び驚く始末のわたし。
 
 
わたしが30代になりたてのころ、とてもお世話になった先輩が定年の年齢を迎えるなんて。55才は若いというか、なんというか。
もちろんその後も、再雇用という形で勤め続けることはできるそうですが、そういう問題でなく、懇意にさせてもらっていた先輩が定年を考える年齢ということが、なんともいえず驚きしかなく。
 
光陰矢のごとしとは言いますが、まさにそうですよね。
そういえばわたし、定年というものを考えたことがないなーと、気づきました。当たり前のように、命つきるまで(大袈裟ですね・笑)、仕事をしているんだろうなー、いや、したいなーと。
 
会社に勤めていたら、定年はもちろんあるわけで、しかもそれは誰にでも訪れるわけで。定年なんてまだまだ先ーと思っていたら、きっとあっという間なんですよね。
 
だからこそ、その間に何を学んで、何を受け入れて、どう成長するか。
 
先輩の定年の話から、人生についていろいろ思った次第です。
 
 
 
定年は終りではなく、次のステップへの印のように思うのだすが・・・・・・いかがだす?


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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