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Vol.426ハタラクさんの毎日

Vol.426ハタラクさんの毎日 時間は命。

2016.02.20

仕事でもプライベートでも「尊敬できる人だなー」とか、「この人といると安心するなー」と思える人たちがいます。その人たちには共通点がありました。時間を守るということ。
 
わたしには耳が痛い話なのですが、会社に勤めていた時と独立した後で、わたしも時間への意識が大きく変わりました。
 
会社員のときは正直言うと時間にルーズでした。打ち合わせや会社の会議、新製品の発表会などに5分、10分遅れることは日常茶飯事。今にして思うと、まさに会社員のおごりですよね。ま、それくらいはいいだろうという。
 
しかし今は、自分でやったことは自分にすべて返ってくる。つまり責任が全部自分です。そうなるとすべての物事により真剣になるので、時間厳守は徹底するようにしています。
 
 
それで先の尊敬できる人たちのなかで、ある人が言っていました。
「時間は自分だけのものではなく、相手のものでもある。大袈裟にいうと、時間は命をいただいていること。だから約束の時間は絶対」。
 
この言葉を聞いてから、会社員時代にとっていた自分の行動に、もの凄い罪悪感と反省が生まれました。だから今は、時間厳守。
 
 
ちょっと前のこと。仕事での初打ち合わせがあり、集合時間に指定の場所に行くと、メンバーが集まっていませんでした。10分、15分たって全員がそろったとき「あ、わたしはこういうことをしていたんだ」と思い、「こういう気分になるんだ」とあらためて気づかされました。
 
 
時間は命。限られた時間のなかで生きていくのに、無駄な時間はないんですよね。本当に当たり前のことだけど。
 
 
 
待ち合わせの10分前には来る方がいましてな、「せっかちだから、小心者だから、何かあるといけないと思って早めに来てしまう」と言っていましたな。尊敬のなにものでもありません。謙虚。

Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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