Vol.429ハタラクさんの毎日 怒ると叱る。
2016.02.23
最近取材をした方から聞いた話です。怒ることと、叱ることは似ているようで、まったく違う意味を持つと。
怒るとは、自分の感情を相手にぶつけること。
叱るとは、相手の気づきを導くためにすること。
言われてみて分かるなーと、納得してしまいました。
自分のことを思い出しても、怒るときは、自分の思いをむきだしにして、自分の感情そのままを相手にぶつけていました。
そして会社員時代、同僚などに「もっとこうなってほしいなー」「もっとよくなってほしいなー」と思うときは、冷静な状態で促すように叱っていました。
言われたほうの立場になって考えてみると、前者は「怒られた」という事実だけが残り、相手に怒りや憤りなどの感情だけが残ります。
後者は愛情を感じ、叱られたことは悔しいけれど、次への一歩というかやる気が湧いてきます。
怒ると叱る。この区別がつくと、いろいろな人間関係もスムーズにいくのかもしれませんね。ただ人間だもの(笑) 時には感情のままに爆発して、猛省なんてことも。そうなったら、切り替え、切り替え。
叱れる人になりたいものです。
叱られたことって、そのときはムッとしても、振り返ると、叱ってくれた人の優しさや思いを感じるものだす。その場では分からないというのも人間なり。
Relax & Enjoy♡