Vol.437ハタラクさんの毎日 めがね姉弟。
2016.03.02
毎朝、ランドセルを背負った、めがねをかけた女の子と男の子が、通学する姿を見かけます。女の子は小学校5、6年生、男の子は2、3年生ぐらいでしょうか。そしてとても顔が似ていることと、仲良く話している感じから、おそらく姉弟。そんな彼らを『めがね姉弟』とこっそり命名しました。
彼らの会話が、聞くとはなしに聞こえてくるときがあります。
姉らしき女の子「今日も寒いね」
弟らしき男の子「寒いね」
姉らしき女の子「昨日学校でね・・・」
弟らしく男の子「僕も学校でね・・・」
そんなほほえましい会話に、ついつい気持ちが小学校のときにタイムスリップ。
小学生には小学生の世界があって、そこの世界がすべてに感じて、その世界のなかで起こる毎日の出来事がとてつもなく一大事で、でも両親には言えなくて。そんなときに兄弟に話をしていたかもしれないなーと、思い出していました。
今、こうして大人になってみると、その当時の世界はものすごく限られたもので、とても狭くて、悩んだり不安になる必要なんてそんなにないのに、当時は当時で必死だったんですよね。
だからめがね姉弟の姿を見ては、「彼らもいろいろ今の小学校の世界で感じたり、心配したりしているだろうけど、大丈夫だよ」と心のなかで言っています。
いつまでも仲の良い、一緒に歩いていける姉弟であってほしいものです。
兄弟や姉妹、形はさまざまですが、これって縁以外のなにものでもありませんな。
神さまは、粋なはからいをしたものだす。
Relax & Enjoy♡