楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.456ハタラクさんの毎日

Vol.456ハタラクさんの毎日 人に酔う。

2016.03.21

平日のあまり混むはずのない時間帯の電車に乗ったところ、なぜかとても混んでいてギューギュー状態でした。
 
そんな車内でわたしの背中越しに、思いのほか大きな声で話している男性がいました。なにぶん混んだ車内だったのでふり返って顔を見ることもできず、だから誰と話しているかも分からず・・・・・・。でも声色と話している内容からして30代から40代の男女だと思いました。
 
男性「この電車、なんでこんなに混んでいるんだろうね」
女性「暖かくなって、みんな出かけたくなったのかしらね」
男性「僕、混んだところが苦手なんだよね。人に酔うからかな」
女性「人が大勢いると疲れるし、たしかに酔うわよね」
男性「駅や電車の人混み、それに宴会帰りの集団、苦手なんだよねー」
女性「私だってそうよ」
男性「でも不思議と海に行って混んでいるなかでサーフィンしても、
        全然疲れないし、人に酔わないんだよね」
女性「なぜかしら?」
男性「自分が好きなことだったらいくら混雑していても、人に酔わないんだ! 
        初めて気づいたよ」
 
 
わたしもあまり人混みは得意ではなく、あまりにも混雑している場所はふらふらしてしまう始末。もっと若いころはギューギューの人混みにいても全然平気だったのですが・・・・・・。
 
人に酔うって、人の気にあたることかもしれませんね。
人それぞれ個性や気質があって、一気にたくさん集まったら、さまざまなものがミックスされるんですから酔いますよね。
 
仕事柄、一日に何人もの方たちと会うと、夜には気づくとため息ばかりついています。これ、疲れている証拠。ため息をついて、酔いを冷ましているのかも。
 
さぁ明日からも人混みにへこたれることなくすすんでいきますか。
 
 
 
人に酔ったらひたすらひとりの静かな時間を過ごすようにするだす。
しゃべらず、動かず、ボーっとする。これ、得策だす。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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