Vol.482ハタラクさんの毎日 老い先。。。
2016.04.15
コンタクトレンズを買いにある日の午前中、近所の眼鏡さんに立ち寄りました。朝10時ということもあって、わたしの他にお客さんはおばあちゃんひとり。
店内の椅子に案内され、そこに座ってわたしがコンタクトレンズの注文をしていると、
隣の席におばあちゃんが座りました。
聞くとはなしにおばあちゃんとお店の人の会話が聞こえてきました。
店員:「どうされましたか?」
おばあちゃん:「眼鏡が曇ってしまってね、磨いていただこうかと思って」
店員:「承知しました、磨きますね」
おばあちゃん:「この眼鏡、重くて本当は買い換えたいんですけどね、
老い先短いからもったいないと思ってね」
店員:「・・・・・・そんなことはないですよ(汗)」
店員さん、困っていましたねー。
でもこのおばあちゃんの「老い先」ってフレーズ、実はわたしも思うときがあるんです。
「この先、あと何年生きるのかなー」って。
「老い先」という言葉にはなっていないものの、
人生を逆算しているような感覚、「老い先」と近いですよね。
いつのころからか、あと人生は何年だろう。
それまでに何冊本が読めるだろう。
何回、大好きな人たちと会えるだろう。
何回、大好きな海外に行けるだろう。
と、逆算している自分がちらほら。
いつどうなるかわからないと思っていても、まさかと思っているもの。
まさかはいろいろな形で来ます。
いつ終わってもいい人生を進んでいきたいものです。
人生の逆算はするときはあるけれど、先細りの人生はイメージしないだす。
末広がり、末広がり。
Relax & Enjoy♡