Vol.525ハタラクさんの毎日 親には親の。
2016.05.28
わたしの母がぽつりと言いました。「電車に乗って立っていたら、若い男の子が席を譲ってくれてね。
最近の若い子たちは優しい」と。
まぁ母もそういう年齢になったのだと思うと、
なんとも言えない切ない気持ちにはなるのですが、その分、
間違いなく確実にわたしも年齢を重ねている。これもまた切なく・・・・・・
なんていう話をしたいのではありませんでした。
ある時、両親に聞いてみたんです。
「席を譲ってもらうのって嬉しいの?」
父曰く「正直、あまり嬉しくない。
自分が年寄り扱いされているように感じて」。
一方母は「嬉しいわよ。でも自分よりも年寄りに見える人から
譲ってもらうのは嫌だわ」。
ごもっともなご意見。
というわけで、いくつになっても、
親には親の思いや感じることがあるわけで。
これは年齢に限ったことではないですが、皆が皆、
同じように感じているとは限らないのですよね。
相手のことを思って行動する、そう習って育ってきたけれど、
行動する側に見栄や思惑など欲的なものがあると、
違ったことになるのやもしれません。
頭で考える間もなく行動を起こしているときは、本当な気がするだす。
Relax & Enjoy♡