楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.535ハタラクさんの毎日

Vol.535ハタラクさんの毎日 こちらの自分と
あちらの自分。

2016.06.07

朝ドラを観ていたら、あるシーンが気になりました。
主人公の女性が職場でつらい思いをし、家族にはそれを言い出せず、
つらい思いなどなかったかのように家族の前では明るく振る舞うというシーンでした。
 
なぜこのシーンが気になったのかというと・・・・・・。
わたしは「こちら」の自分と「あちら」の自分を一緒にして、
自分を責める傾向があるからです。

つまり、この主人公のように「こちら」でつらい思いをした自分がいたら、
そことは関係のない場所の「あちら」の自分に気持ちが向かないというか、
「こんなわたしなんて、優しくしてもらうのは申し訳ない」と思ってしまうのです。
 
もっとシンプルに言うと、自分が落ち込むようなことが起こると、
まず自分を卑下し、責めて、落ち込む出来事と関係のない人に褒められたり、
優しくされたとしても、それを受け入れられなくなるのです。
つまり、自分を否定する=自分が好きではないことの証なんですよね、これって。
 
だから朝ドラの先のシーンでは、
「こちら」の自分と「あちら」の自分をごっちゃにしないで、
自分のことを好きでいる主人公が素敵だなーと思ったわけです。
 
目下、自分を好きになる運動実行中の身なので、
なおさらそのシーンに惹かれたのかもしれませんね。
 
「こちら」も「あちら」も、同じ自分。しかも自分はこうしているだけでOK! 
と、清々しく言える日まで、どんどん手放していくものは手放すことが
わたしの課題です。
 
 
 
どんな風に人から言われても、どんな風なきつい態度をとられても、
まったく動じない人を知っているだす。
それって生きる強さ。丸ごと自分を受け入れて、
丸ごと好きでいられるのは幸せな生き方の重要ポイントだす。

 
 

Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

Back Number

その他のバックナンバー

ページトップ