楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.540ハタラクさんの毎日

Vol.540ハタラクさんの毎日 幸せの定義。

2016.06.12

予備校講師で「今でしょ」でおなじみの林先生が、
あるテレビ番組で講義をしていました。
議題は「人が幸せになるためには、どうすればいいか」。
 
その答えを導き出すために
『○○○をすれば、幸せになれる。その○○○にはどんな言葉が入るのか』
という質問が投げかけられました。

数名のタレントが回答者として登場。
「四つ葉のクローバー」「喜ぶこと」「自分自身を知る」など
いろいろな回答が出ましたが、林先生はすべてNO。
 
すると先生はおもむろに、座標軸を書いたのです。
縦軸の上には「できる」、下には「できない」。
横軸の右には「やりたい」、左には「やりたくない」。
(実際に紙に書いていただくとわかりやすいですよ)
 
そして「すべての現状は、この4つのブロックのどこかに入るんです」と、林先生。
右上の「できる」×「やりたい」ブロックであれば幸せ。
左下の「できない」×「やりたくない」ブロックであれば不幸。
こんな感じの説明でした。
 
自分のことと照らし合わせると分かりやすく、わたしはとても納得しました。
そして先の○○○に入る言葉なのですが、
 
「自分が楽なこと」。
 
なるほど! できること=楽なこと。
とかく人は自分が普通にできることを、すごいことと感じず、
できないことに努力をしてクリアしていくことが尊いと思うもの。
もちろんこれも大切ですが、苦もなくできることは、
つまりは自分の能力であり特性。それを活かせばいいということなんですよね。
 
うーん、うまく説明できていないかもしれませんが、
これが幸せになる意味という林先生の話は、わたしは参考になりました。
 
幸せの定義って、なかなかに面白く興味深いです。
 
 
「できる」×「やりたくない」ブロックでも、
人に感謝されると喜びに変わるそう。
だからそこにも幸せがある。ちょっとした思考の転換だすね。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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