Vol.551ハタラクさんの毎日 難民写真展。
2016.06.23
難民の受け入れ、難民支援、難民問題・・・・・・連日ニュースで流れている『難民』という言葉を、
わたしはどこか他人事のように思っていました。
難民という人たちの存在自体を身近に感じにくかったからです。
それが一変。
東京・表参道駅構内に貼られたモノクロの写真。
気になり、足を止めると、わたしの尊敬するカメラマン宮本直孝さんの名前が出ていました。
テーマは「難民写真展・Portraits of Refugees in Japan - 難民はここ(日本)にいます」。
え、日本に難民!? 恥ずかしながらそう思いました。
写真展の概要です。
『日本は、1970年代以降、1万人以上のインドシナ難民を受け入れきました。
また、ここ数年ではアフリカや中東含め、年間数千人が日本に助けを求めて逃れてきています。
もはや、「難民問題」は、私たちにとっても、無関係な事柄ではありません。
本企画では、ポートレートを通じて、「難民」という大きなくくりを外し、
難民一人ひとりの姿を届けます。「難民」となることは、多くを失うことです。
住み慣れた家、仕事、大切な人、時には尊厳、生きる希望を失う人もいます。
逃れた先で、失った「当たり前の生活」を取り戻すことは簡単ではありません。
「難民経験」の意味合いは一人ひとり異なります。
母国でどんな日常を送っていたのか、なぜ、日本に逃れてくることになったのか、
今、どんな生活をしていて、将来に対して希望はあるのか、不安を抱えているのか。
難民支援協会は、写真を見た方が、難民を身近な存在として捉え、
彼らの過去と現在、これからの境遇を想像し、考えるきっかけとなればと願っています。』
特設サイトはこちらです。
どんなことも知ることは次へのステップ。
できることをしていきたいと、改めて思いました。
カメラマンの宮本さんは行動する人。
言葉に出すだけでなく、実行する人。だから尊敬しているだす。
Relax & Enjoy♡