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Vol.577ハタラクさんの毎日

Vol.577ハタラクさんの毎日 怖れで選ばない。

2016.07.19

日々生活しているなかで、思考のクセというか、ついしてしまう考え方があるなーと、
つくづく思ったというお話しです。
多くのことを「怖れ」から選択しているということ。
 
怖れって? と、思いますよね。例えばこんなことです。
・本当は行きたくない食事会だけど、
   行くと何か得することがあるかもしれないから行ってみよう
・もう会社勤めはきつい。でも辞めるとお給料がもらえなくなり、
   生活できなくなるかもしれないから気持ち的にはきついけど、会社勤めを続けよう
・付き合っていた人にふられて寂しいから、誰かと付き合おう
・人柄は好きではないけれど、この人とつながっておくと何かと得することが
   多くありそうだからつながっておこう
・本当は「NO」だけど、この人に逆らうと怖いから本心ではないけど
 「YES」と言おう
 
ね、思い当たりませんか? こんな話を友人としていたら、こう言われました。
「どんな些細なことも、怖れでない感情、楽しい、やりたい、興味があるというような
ワクワクした光の視点で選択をすると、その人らしく生きられることになるんだよね。
しかもそれがどんどん叶いやすくなっている気がする」。
 
友人のこの話を聞いてから、どんな選択も「これは怖れ? それとも光?」と、
意識するようになりました。

たしかに光の視点での選択は、怖れの選択よりもパワーがいることが多いものです。
なぜなら怖れの選択は自分を守るため、波風を起こさないための選択。
光の選択は新しいことを踏み出す一歩の選択。
だからまだ見ぬ世界への扉を開けることになるからパワーがいるんですよね。
 
でも本当にやりたい、心から実現したいと感じているときは、
頭で云々考えもしないうちに行動に移していたりもして。
 
「ま、これくらい自分が我慢すればいいか」
「今回、辛抱しておけばなんとかなる」
そんな積み重ねの連続で自分の軌跡ができていくんですよね。
怖れの選択をしないという選択。大きな命題です。
 
 
 
友人の子どもがまだ小学生だったころ、その子どもに仲良しの友だちがいました。
「なんで○○ちゃんと仲良しなの?」と子どもに質問したら、
「だって○○ちゃんはいつも威張っていて怖いから、そばにいたほうが得だから」と。
どうなのかなー。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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