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Vol.582ハタラクさんの毎日

Vol.582ハタラクさんの毎日 どうしたいの?

2016.07.24

質問はまだまだ続く・・・・・・(笑)
 
やりたいことをやろう、したいことはどんどん挑戦しよう、
と自分でもよく言葉にしますし、言われたりも読んだりもします。
 
友人や知人から「自分が本当はどうしたいのか分からない」と相談されると、
その人の話を聞きながらヒントを探します。
意外と本人が気づいていないだけで、実はもう回答は出ていたりするものなんですよね。
これが人のことは分かるのに、の典型。
 
それが自分自身のこととなると、とんでもないくらいに分からなくなる。
普段何も問題がないときはいいんですが、自分の思惑や期待に反することが起こると、
途端に自分が本当はどうしたいのかが分からなくなる。
これが自分のことは分からない、の典型。
 
 
そう、自分ですでにその答えを持っているのは分かっているんです。
だから自分で何とかするしかないのも分かっています。ただそこに至るまでに、
もやもや、イライラ、ふつふつと様々な感情に襲われ、
親切心で誰かがかけてくれた優しい言葉にもキーッとなってしまって。
 
そして人のせいにしたり、自分を責めて自己嫌悪に陥り、
もっともっと本当は自分がどうしたいのか分からなくなる。
結果、時間に流されてなかったことにするか、誰かの意見に従うか。
でもそれを繰り返しているとまた同じことが起こり、
どうしたいのかはますます自分の奥の奥へ引っ込んでしまうような感覚になって。
焦るんです、これでまた。でも焦るほどにもっと分からなくなる。
 
自分が本当にどうしたいのか、
それを問い続ける時間が生きていることなんですかねー。
 
 
 
人の思いや、人への感情や、期待や、環境や、状況やあらゆるものが付随して
自分が本当にどうしたいのかが見えにくくなるのだすよね。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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