Vol.586ハタラクさんの毎日 情報量。
2016.07.28
新聞か雑誌だったのかよく覚えていませんが、情報量について書かれた記事が掲載されていました。
『現代の日本人ひとりが平均して1週間で得る情報量は、
中世のヨーロッパ人の一生分の情報量とほぼ同じ』
時代は違うといえども、1週間と一生。これには驚きました。
たしかに現代は情報量が多いとは言われていますが、それだけの違いがあるとは。
しかも携帯電話の普及でネットやらゲームやら、ぼーっとする時間がないほどです。
そういえば余暇という言葉も聞かなくなってきたような気がしますね。
数年前にAmazonの書籍担当の方にこんな話を聞きました。
「今は余暇の奪い合いなんです。昔はテレビか読書が余暇の主流でした。
そこにネット、ゲームなど新しいライバルが出てきたんですよね。
それらライバルで余暇を奪い合う。だから本の売り上げが下がったり、
テレビの視聴率が落ちるのも自然の流れかもしれませんね」。
余暇というなんともゆるいイメージに奪い合うという言葉が、
その当時はどうもしっくりきませんでしたが、今では納得のいくところ。
「自分に必要な情報は自然と入ってくる。
だから無理して情報を得ようとしなくても、入ってくる情報で人は十分なんだよ」と、
ある人に言われ、わたし自身が得る情報量の目安は決まりました。
たくさん情報があるから幸せ、少ないと不安なんてことはないんでしょうね。
今と中世のヨーロッパ、どちらにもその時代に合った豊かさがあったことでしょう。
それは決して情報量の多少ではなく・・・・・・ね。
必要な情報ってその人にとってまったく違うんだすよね。
自分にとって何が必要で要らないか。
Relax & Enjoy♡