Vol.659ハタラクさんの毎日 耳の裏。
2016.10.09
後にも先にも、耳の裏の匂いを嗅ぎ合ったことが一回だけあります。5年以上前のことですね。
その年の3月31日、ある人から電話がかかってきました。
「今晩、お花見をしようと思っているんだけど都合はどう?
大丈夫なら、桜の木があるお店にいこう」と。
その人はいつも突然で、当日か早くて一日前に連絡をくれます。
最初のころはその突然さに戸惑ったものの、
だんだんとその突然さが楽しくなってきていました。
そしてお花見の会には参加することに。
場所はとあるカレー屋さん。
わたしが到着したときには、もう5、6人が集まっていました。
そしてその中のひとりの男子が
「耳の裏からフェロモンってものが出ているらしい。
だから気になった人がいたら耳の裏の匂いを嗅げば相性がわかるみたい。
心地よく感じられればOK、臭いなー、なんか嫌だなーと感じたら違うんだって」
そしてそこにいたみんなでお互いの耳の裏の匂いを嗅ぎ合ったんです。
ものすごい光景。
ほとんどが初めて会う人たちなのに、耳の裏の匂いを嗅ぎ合う。
想像してみてください。
相手の耳の裏の匂いを嗅ぐとなると、ものすごく接近するんです。
それはハグをするようなもの。
その場にいた人たちと意見交換をしましたが、
それなりにお互いが心地よさを感じたようで。
証拠に今でも、そのときの人たちとはつながっていて、
事あるごとにあったり、相談したり・・・・・・信頼できる人たちです。
耳の裏、侮れませんよ。
気になる人がいたら耳の裏を嗅ぐべし。
って、嗅ぎ合えるような関係性ならもう大丈夫っていうことだすよね。
Relax & Enjoy♡