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Vol.685ハタラクさんの毎日

Vol.685ハタラクさんの毎日 ついにここまで!?

2016.11.04

耳を疑うとはこのことか! というお話です。
昨日、電車に乗るためホームで待っていたときのこと。
わたしのすぐ後ろに並ぶ、20代と思しき男女の会話が聞こえてきました。

男子「そうだよね、眉って大事だよね」
女子「大事だよー。眉だけで全然印象が変わるもの」
男子「僕は大丈夫、ペンシルで描いた後、眉マスカラでなじませて
        超ナチュラルな仕上がりにしてるから。見て、見て」
女子「本当だー! わたしよりキレイな眉。しかも自然だねー」
男子「でもね、アイライナーやアイカラーはしないようにしてるの」
女子「なんで? すればもっと目のインパクト出せるのに」
男子「ノーメイクでも目がぱっちりなるように、そのために整形したんだもん」
女子「そうかー、そうだったね。ハハハ」
男子「そうだよ! フフフ」
 
これ、男女のセリフが入れ替わっているわけではございません。
説明すると、眉メイクと目の整形をしたのは男子です。
女子はそんな男子に感心しているんです。
 
長年、雑誌で美容テーマを担当してきた者としては、男子の顔を見たい!! 
という好奇心をおさえられるわけもなく、人を探すふりをして、
わたしの後ろに並ぶ男子を見るべく振り向きました。
はい・・・男子はきれいに眉を描き、ばっちり二重の目もとでした。
 
ここまで来ているんですね。男子がメイクをすることにはさほど驚きませんが、
公衆の面前で整形をしたことを話せるようになってきたんだなーと。
整形したことを隠すとか、気づかれないようにするとか、
そういうものではなくなってきているんですよね。
 
これぞ常識や概念などと言ってはいられなくなった証し・・・かなと。
 
 
 
電車、カフェなどで一緒になるまったくの赤の他人の人たちの言動には
ユーミンばりに注目だす。そこには生の声があるだす!


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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