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Vol.710ハタラクさんの毎日

Vol.710ハタラクさんの毎日 いじめ。

2016.11.29

いじめに関するニュースが連日のように流れています。
自分自身が直接関係することがないもので詳しい状況はよくわかりませんでしたが、
大きな社会的問題になっていることは感じていました。
 
少し前のことです。ひょんなきっかけでお子さんをお持ちの母親世代、
お孫さんをお持ちの祖父母世代の人たちと話しをする機会がありました。
その方たちのお子さん、お孫さんが学校でいじめを受けていることを知りました。
 
学校のクラス全員に無視され、お弁当の時間は前後左右のクラスメートからけられ、
歩いていると足をひっかけられ、そんな状況でも自分がいじめを受けていることを家族には話さなったそうです。
忙しくはたらいている両親に心配をかけたくないという、あまりにも切ない子ども心の表れからでした。
そして心ある学校の先生の尽力で、そのお子さんへのいじめはなくなり、
無事に学校も卒業したとこのことでした。
 
別の人は、今、いじめを受けている最中でとても苦しい状況にあると聞きました。
家族が介入するといじめの報復があり、さらにきついいじめに発展しかねないという状況に苦しんでいる様子でした。
 
まさかこんなにもいじめがまん延しているとは、正直、驚きでした。
もちろんわたしが学生時代にもいじめはありました。
でも幸いなことにわたしはいじめを受けることもすることもなく、楽しい学生生活を過ごしました。
 
いじめはする側も、される側にも問題があるといいますが、やはりされている側の苦しさは計り知れません。
学校という今、自分がいる場所に居場所がないなんて・・・そう思うと、
悲観する気持ちがわいてくるのもわかります。
そしてその場所以外に自分の居場所がないと思い込んでしまったら・・・苦しすぎます。
 
だからこそ周囲の大人たちができることはするしかないと。
それは、居場所は他にもあることを伝えることと、今の状況が永遠に続くわけではないことを伝えることかなと。
 
できることをする。他人事ではないんですよね。
 
 
 
学校だけでなく職場でもいじめはあると聞きますな。
世界は広い、そこだけでない。
事象を事象として見つめる客観性が大切だすな。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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