Vol.764ハタラクさんの毎日
聞かなくちゃ、だけど
聞きたくない。
2017.01.22
同じクラブに所属していた同級生三人で、大学卒業以来の再会を果たしました。なんと四半世紀ぶり!! ありきたりの言葉ですけど、時の経つ速さに愕然です。
話が学生時代の思い出話になるかなーと思いきや、それぞれの近況報告や仕事のこと、
そしてトランプ政権どうよ、のような話まで意外と社会派な会話をして盛り上がっていました。
そして終盤、両親の話に。
両親もだんだん年をとり、別に住んでいると何かと心配だねと。
そして昨年から頻繁にニュースになっている高齢ドライバーの問題も、地方に住んでいると公共の交通機関が乏しく、
自分で車を運転さぜるを得ない状況があることを聞き、単純な問題でないことも知りました。
そんな中で最近、両親から家の相続のことや、預金通帳の暗証番号など、
これから必要になるであろう要件を伝えられることが多くなったという話になりました。
「でもね、そういう話って聞かなくちゃいけなんだろうけど、聞きたくないんだよね。
だからさらっと流して聞いている」と、友人。
もの凄くその気持ちって分かる。
自分の両親はいつまでも元気でいてほしい、長生きしてほしいという願いがあるからこそ、
そうでない状況を想像することさえ辛いという心境。もちろん、その後のことも考えなくてはいけないし、
準備も必要なんでしょうけど、先送りしたり、見て見ぬふりをしたい。
両親との別れはいつか必ず来るのは理解していても、そのいつかは永遠に来ないでほしいと願い・・・。
そんな話もリラックスして話せる友人は、やっぱり大切だしいいものだなーと、
再確認した四半世紀ぶりの同窓会時間でした。
「こうして何十年ぶりに会っても、敬語を使わずに話せるっていいね」と、
友人のひとりが言っただす。だよねー。
Relax & Enjoy♡