Vol.942ハタラクさんの毎日 阿久悠先生。
2017.07.19
最近、いろいろなところで作詞家の阿久悠先生の特集が組まれている印象を受けます。阿久悠さんは、先生と言いたいほど大好きな作詞家です。
ようやく物心がついたちびっこのとき、「なんだ、この歌は!?」と衝撃を受けたのが、ちあきなおみさんの『喝采』でした。
作詞は阿久悠先生。
そこからです、わたしが阿久悠先生のつくる歌に夢中になったのは。
もちろん当時は、自分が好きな歌が、阿久悠先生が手掛けているものが多いなんて気づくわけもなく・・・大人になって、先生のベスト盤が発売されて、それで気づいたんです。
「わたしが好きな歌ばかり」
先生の詩の世界は、昭和の濃厚で深くてどろどろして、人間くさいドラマがたくさん詰まっている感じがします。
すべてに陰陽があるというような・・・。
あれだけの詩を生み出せる人は、それだけの情熱や情念を持っているのですよね。
まさに才能です。
豊かな才能は時代を超え、残っていくということ。
やっぱり阿久悠先生は素敵です。
才能ある人はあっという間にこの世からさよならをするだすな。
それもまたかっこいい。
Relax & Enjoy♡