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Vol.954ハタラクさんの毎日

Vol.954ハタラクさんの毎日 まるでサザエさんからの・・・。

2017.07.31

近所にランチに行きました。
そのお店は地元で大人気のお店で、休日は列ができるほど。
平日もお昼どき、お夕食どきは列ができています。
 
化学調味料を一切使っていなくて、優しい味だけどコクがあって、わたしも何度か足を運んでいるお店です。
 
外で仕事をして、午後1時を少し回ったころでした。
この時間なら、もう列もないかもと思い、そのお店に行ったのです。
ラッキーなことにちょうど席が空いていて入ることができました。
 
相変わらずおいしいお料理で、「これで午後からもはりきっていくぞ!」なんて、気合を入れて、お支払いのためレジに向かいました。
・・・すると、ないんです、ない。
お財布がない。
これってまるでサザエさんじゃん。。。
 
「ごめんなさい、お財布を忘れてしまって。
家が近所なのですぐにとってきます。いいですか?」と、平身低頭のわたし。
するとお店のマダムが言いました。
「いいですよ、すぐにお支払いいただかなくて。
次にご来店いただければそのときにでも。
また来ていただけるのが、うれしいですから」
 
常連さんでもないわたしに、そんな風に行ってくれて・・・。
これってお客さんを信頼しているというか、尊重してくれていることですよね。
あまりにも感動して、もちろんすぐにお支払いに出直しました。
 
人との関係性って、こういう感覚が大事なのかもしれません。
疑うとどこまでも疑惑や不安は広がる。
信じるとどこまでも信頼感は広がる。
どっちが自分にとって心地いいか。
それを再認識させていただいた出来事でした。
 
 
 
お財布を忘れる・・・これは今回ばかりではないんだす。
何度かあって、その度に誰かに助けてもらって。
感謝しかないだすな。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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