楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.1013ハタラクさんの毎日

Vol.1013ハタラクさんの毎日 水たっぽり水着。

2017.09.28

杉山明日香さん(https://ja-jp.facebook.com/info.asuka.sugiyama/)という、有名予備校の数学講師であり、ワイン輸入会社やワインレストランも手がける方の講演会に、友人に誘われて行ってきました。
 
杉山さんは終始笑顔で、キラキラしていて、「こういう人こそ、太陽のような人っていうのだろう!」と思えるような存在でした。
講演の中で「小さい頃から、変だなと思うことはうやむやにせずに、通すべきところは通し、自分が楽しくなるようなことをしていた」という言葉が印象的でした。
 
その一例のお話しです。
杉山さんが小学校に入って水泳の授業を受けたときのこと。
なんとなくみんなと一緒のスクール水着で泳いだら、水をたっぽり吸収してしまう水着が重くて、泳ぎにくくて、片づけにくくて、気持ち悪い・・・。
そこで杉山少女は「競泳用水着を持っているから、それを着よう」と思い立ちました。
スクール水着より快適な競泳用水着を着たいと母親に伝え、母親が担任教師に確認と許可をとってくれたそうです。
すると、クラスの仲間がひとり、ふたりと、競泳用水着になっていき・・・という展開に。
 
つまり、自分が変だな、おかしいなと思ったことを、「しょうがない」「周りのみんなも同じだし」「自分だけ目立つのも嫌だから、ま、我慢しよう」と蓋をしないで素直に行動すると、次の扉が開く!
それを、杉山さんは幼少時からされてきたんですよね。
 
自身も話されているように、大好きなワインを仕事にでき、大好きな教える技術も生かせ、こちらまで幸せな気分になれる太陽のような人になっている。
 
水たっぽりの水着に違和感を抱いたこと。
素直に生きることの意味を、杉山さんから再確認させてもらった貴重なひとときでした。
 
 
 
わたしも水たっぽり水着で同じ思い出がありますな。
ただ、当時のわたしは「そんなものかな」と思い、不快も感じず、重い水着のまま泳いでいましたな。
我慢することはいいこと、ときには無理も必要、努力すれば必ず報われる。
ただ、それは本当に自分が楽しんでいるのか?
ワクワクしているのか?
素直になることだすなー。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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