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Vol.1054ハタラクさんの毎日

Vol.1054ハタラクさんの毎日 無くて七癖。

2017.11.08

自分のことを、「幼いなー」と思うことがしばしばあります。
人の見方、受け入れ方がそれ。
 
Aさんという人に好意を持っていたとします。
「Aさんて優しくていい人だな」
「Aさんはいつも明るくて素敵だな」
「Aさんの行動力は素晴らしいな」
と、Aさんへの気持ちはプラスのものばかり。
 
ところが、何かのきっかけでAさんの違う面を見たとします。
「Aさんてあんなことをする人だったの!?」
「Aさんがそんな冷たい人だったなんて」
「Aさんにあれほど意地悪な面があるなんて」
と、Aさんへのマイナスの気持ちが自分の中で
湧いてきたとき、わたしの幼い部分が爆発。
 
それまでのAさんへのプラスの気持ちが一掃され、
一気に冷めていくんです。
つまり、わたし自身が見ていた相手の一点以外の部分が
見えてきたときに、受け止めきれなくなるというか、
拒否するというか・・・。
 
ある人から言われました。
「人はね、無くて七癖と言われるほど、
いろいろな面を持っている。
誰でもそうだけど、相手の一面しか見えないし
見ようともしない。
でもね、違う面が見えたら今までのことを無しにする
のではなくて、『こういう面もあるんだな』と
受け入れていくの。それが大人というもの。
自分が思っていたのとは違う面が見えて、
それで切ってしまうのは子どもと一緒」
 
切っていました、バッサバッサ切っていました。
わたしにはそういう理由があるので、
Aさんから離れていくのは当然のことでした。
でも、Aさんにしてみればわたしが豹変したようにしか
見えないので、頭の中は???でいっぱいです。
 
逆を返せば、わたしはそこまでしかAさんを大切に
思っていなかったし、自分の都合のいいようにしか
Aさんを見ていなかったということなのでしょう。
 
癖がなさそうに見える人でも七癖はあるもの。
それを知って、受け入れていくこと。
課題にまたひとつ、気づきました。
 
 
 
自分のことを考えても、かなりの癖の持ち主だす。
その癖を社会性という名のもと、隠したり調整したり。
どんな人でも癖が五万とあって当たり前だすな。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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