Vol.1084ハタラクさんの毎日 少年との会話。
2017.12.08
夕方、電車に乗って仕事に向かっていました。空いている席に座ると、右隣りに
ランドセルを背負った少年が座っていました。
携帯電話を必死にいじっている少年。
と、わたしたちの前を、ぶつぶつ文句を言いながら、
怒り心頭なおじさんが歩いていきました。
「うるせぇんだよ!」「どけよ!!」
これは危ない。
つい、「怖い」と言葉がもれてしまったわたし。
すると隣の少年が言いました。
「ああいう人は何かあったんだと思う。
お酒を飲んで酔っ払っているか、
誰かをすごく恨んでいるか」
そこから何とはなしに、少年との会話がスタート。
今どきは「死んじゃえよ」とか、
普通に子どもたちが口にしていること。
その少年は自分を守るために空手を習っていること。
少年の友だちで怖い子がいるけど、空手でやっつけたこと。
とめどなく出てくる言葉は、どれも新鮮でした。
わずか10数分の少年との時間でしたが、
何ともいえない楽しいものでした。
こんな感じで過ごす電車も悪くない。
あの怒っていたおじさん、少年のいうとおり
何かあったのだしょう。
でも、そこまで慮れるほど余裕がない私たち大人。
Relax & Enjoy♡